カルダノ上に金担保暗号資産が登場、キンカゴールド(XNK)展開へ
キンカゴールド(XNK)をカルダノで展開
カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーン上で、金担保型の暗号資産であるキンカゴールド(Kinka Gold/XNK)がリリースされることが明らかになりました。
キンカゴールド(Kinka Gold/XNK)は、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)の基準を満たした高品質な金に裏付けられた暗号資産であり、各トークンが金庫室に保管されている1トロイオンスの金に相当するように設計されています。
XNKは元々イーサリアムのブロックチェーン上で発行されるERC-20トークンとなっていましたが、今回はこのXNKがカルダノブロックチェーン上でも展開されることが明らかになりました。
キンカゴールド(XNK)のカルダノ展開は、カルダノ創設メンバーの1社であるEMRUGO(エマーゴ)の支援によるもので、東京証券取引所スタンダード市場上場企業であるUNBANKED株式会社の子会社「Kinka」と提携して、カルダノ上でトークンを発行するための技術提供を行うと説明されています。
The tokenization of gold is coming to Cardano.
EMURGO is pleased to partner with @kinka_gold, a subsidiary of UNBANKED, INC., a publicly-listed neofinance services company in Japan, to provide the technology behind the issuance of their gold-backed tokens on Cardano.
— EMURGO (@emurgo_io) September 18, 2024
トークン化された金がカルダノにやってきます
エマーゴは日本で上場しているネオファイナンスサービス企業「UNBANKED, INC.」の子会社である「Kinka Gold」と提携し、カルダノ上で金担保型トークンを発行する技術を提供します。
各ゴールド裏付けトークンは、LBMA(ロンドン貴金属市場協会)のすべての基準を満たす、プレミアムな日本産の金1オンスを表します。この金は大阪取引所で使用される予定であり、世界各地の破産者用遠隔金庫で安全に保管されています
今回のローンチを通じて、カルダノの広範なDeFiエコシステムに金を統合することで、金の流動性やユースケースが拡大すると期待されます。
カルダノにおける実物資産(RWA)展開のきっかけに
キンカゴールド(XNK)のカルダノ展開は、Cardanoブロックチェーン上で他の実物資産(RWA)を導入するきっかけになると期待されています。
また、キンカゴールドをカルダノ基盤の分散型金融(DeFi)サービスに統合すれば、貸付・担保・支払いなどといった様々な活用方法で金の流動性と使用範囲を拡大できる可能性があるとも説明されています。
UNBANKEDのディレクターであるクリス・レイン氏は、カルダノ上でのXNK展開について「カルダノの安い取引手数料と大規模なコミュニティサポートは、オンチェーンの動きを加速させる完璧なシナジーを生み出す」と語っています。
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Souce:EMURGO公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾画像を用いて作成