ビットコイン「FRBの方針転換」が起爆剤に?ロバート・キヨサキ氏の価格予想

FRBの金利引き下げで実物資産が高騰すると予想

人気の著書『金持ち父さん貧乏父さん』を執筆したことで知られるロバート・キヨサキ氏は2024年9月15日に「FRB(連邦準備制度理事会)が方向転換して金利を引き下げた場合、ビットコイン・金・銀の価格は爆発的に上昇する」との予想を語りました。

ロバート・キヨサキ氏は「金とビットコインのどちらが優れているかを議論している人は、FRBが金利を引き下げた時に大敗することになる」と述べており、「金利が引き下げられれば米国債などの偽資産から資金が流れ、金・銀・BTC・不動産などの実物資産の価格が上がる」と説明しています。

金とビットコインのどちらが優れているかはそれほど重要ではないと語る同氏は、「金とBTCを比較して議論するのは”フェラーリとランボルギーニのどちらが良い車か”を議論している人たちがバスに乗っているようなものだ」と語っています。

キヨサキ氏は「バスで議論する人々は”私はフェラーリもランボルギーニも好きじゃない”と自分に言い聞かせるが、金・銀・BTCを持つ人はフェラーリもランボルギーニも購入できるようになる」と述べており、「負け犬のように話すのではなく、行動で示せ」とアドバイスしています。

米大統領選の結果は関係ない、米ドルはゴミ

仮想通貨業界では、米大統領選挙がビットコイン価格に与える影響にも注目が集まっていますが、これについてキヨサキ氏は「実際にはトランプ氏が勝とうが、ハリス氏が勝とうがほとんど違いはない」と語っています。

キヨサキ氏は「本当に重要な問題は解決不可能な状態にある35兆ドル規模の米国債務だ」と指摘しており、トランプ氏もハリス氏もこの問題を解決できないため、今は完全にお手上げ状態で、米ドルはゴミと化していると説明されています。

私はトランプが勝つことを望んでいるが、実際にはトランプが勝つかハリスが勝つかにあまり大きな違いはない。

本当の問題は、解決不可能な35兆ドルの米国債務だ。トランプもカマラ・ハリスもこれを解決できない。

以前のツイートで述べたように、米国の債務は100日ごとに1兆ドル増えている。

米国の債務に対する利息は、年間1兆ドル以上で、アメリカ最大の支出だ。

また以前のツイートで述べたように、1分間に1ドルを使い続けても、1兆ドルを使い切るのに31,688年かかる。

つまり、私たちはお手上げ状態なのだ。ドルはもうゴミだ。

ドル、すなわち偽のお金を貯めるのはやめて、金・銀・ビットコインという本物のお金を貯め始めるべきだ。

「米大統領選でビットコイン価格がどう動くか」に関する意見は様々ですが、スタンダード・チャータード銀行のアナリストであるジェフ・ケンドリック氏も「ビットコインは選挙結果に関わらず過去最高値を更新する」との予想を語っています。

いずれにせよ、専門家の間では「米大統領選に向けて今後は仮想通貨価格が大きく動く」という意見が数多く語られているため、今後の値動きなどには注目が集まっています。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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