バイナンス、ソラナLST「BNSOL」を発表|Sanctumへの注目も高まる

バイナンスがソラナのLSTを発表

大手仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)が2024年9月4日に、公式ブログで「BNSOL」を9月中にローンチ予定であると発表しました。

BNSOLは、バイナンスSOLステーキングというサービスで発行されるソラナ(Solana)のLST(リキッドステーキングトークン)です。

バイナンスSOLステーキングの利用者はSOLをステーキングすることで、LSTであるBNSOLを入手できます。BNSOLはさまざまな製品と互換性があるため、売買・レンディング・流動性の提供などに使用可能です。

BNSOLにはステーキング報酬も反映されるため、利用者はDeFiでBNSOLを運用しながらステーキングによる報酬も獲得可能です。おおむね、他のLSTと同じような仕様になっています。

バイナンスはSOLをロックする代わりに報酬が得られるサービスをすでに提供していますが、こちらのサービスではLSTが発行されず一定期間のロックが必要です。

バイナンスSOLステーキングを通したステーキングであれば、これまでのサービスと比較して柔軟な流動性を持つと、バイナンスは公式ブログでアピールしました。

今後9月中にローンチする旨を明らかにしていますが、公式ブログでは「近日中に発表する」と記載するに留めており詳細な日時は不明です。

Sanctumの関与は不明、他の取引所では提携も

バイナンスがBNSOLのローンチを発表して以降、注目が集まっているのが「Sanctum」です。Sanctumはソラナベースのステーキングを扱うプロジェクトで、開発者が独自のステーキングサービスを開発するためのインフラを提供しています。

SanctumはバイナンスがX(Twitter)にて、BNSOLのローンチを示唆する投稿を行った際に握手の絵文字を使って引用しました。

今回のBNSOLの発表ではSanctumを活用したか否かについては触れられていませんが、上記のような投稿が見られるため、提携などに対する期待の声も見られます。

Sanctumは、CEX(中央集権型取引所)とすでに提携している事例も見られます。9月5日にバイビット(Bybit)との提携と、LSTである「bbSOL」のローンチを発表しました。

バイビットと提携して、バイビット初のLSTをローンチできることを嬉しく思います。これは中央集権型・分散型の存在をつなぐ、ソラナエコシステムにとって重要な一歩です。

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Souce:バイナンス公式ブログ
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:BINANCE公式発表から引用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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