ガス代準備の問題を解決できる革新的機能「GasAccount」登場:Rabby Wallet

GasAccountへのチャージでガス代支払いを簡素化

複数のブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレットであるRabby Wallet(ラビーウォレット)は2024年9月9日に、ガス代の支払いを大幅に簡素化できる機能「GasAccount」を発表しました。

Rabby Wallet(ラビーウォレット)は、人気のポートフォリオ管理ツール「DeBank」のチームによって開発されたマルチチェーン対応の仮想通貨ウォレットであり、様々なチェーン上の暗号資産を一箇所でまとめて管理できる点や豊富な便利機能などから「DeFi特化型の便利なウォレット」として高く評価されています。

今回発表された「GasAccount」は、ガス代支払い用のアカウントにUSDT・USDCを預け入れておくだけで、対応ネットワーク全てのガス代をそのアカウントから簡単に支払うことができる機能となっています。

従来のウォレットでは、ブロックチェーン毎にガストークンを用意して、ネットワークに応じたガストークンで支払いを行う必要がありましたが、GasAccountを利用すれば1つのアカウントに用意したUSDT・USDCで各ネットワークのガス代を支払うことが可能になります。

GasAccountへのチャージも非常に簡単で、公式発表では「GasAccountにUSDCでガス代をチャージする方法」を示した動画も公開されています。

ガス代の支払いを簡単にする「GasAccount」のご紹介

USDT/USDCを預け入れるだけで、すべてのネットワーク上のアドレスに対するガス代を簡単に支払えます。もうガストークンを自分のアドレスに保持する必要はありません。

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ウォレットを利用した仮想通貨取引がスムーズに

GasAccountの機能を利用してガス代を支払う際には、Rabbyがユーザーのアドレスにガストークンを送信する際に少額の取引手数料がかかるとのことですが、「Rabbyは追加料金を請求しない」とも説明されています。

この機能を利用すれば、あらかじめガス代をチャージしておくだけで、各ブロックチェーン上のガス代不足問題を解決することができるため、自己管理型ウォレットを用いた各種取引がかなりスムーズになると期待されます。

仮想通貨ウォレットにはまだまだ不便なところがたくさんありますが、現在は各ウォレット開発企業によって機能改善・利便性向上に向けた取り組みが進められているため、今後の新たな新機能発表などにも注目です。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Rabby Wallet公式発表から引用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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