Maker・DAIがリブランディング|新トークン「SKY」と「USDS」導入へ

Makerが「Sky」にリブランディング

米ドル連動ステーブルコインのダイ(DAI)などで知られるメイカー(Maker/MKR)は2024年8月27日に、Makerを「Sky」をリブランディングして新しいステーブルコイン「USDS」とガバナンストークン「SKY」を導入することを発表しました。

メイカー(Maker/MKR)は、米ドル連動ステーブルコイン「DAI」を発行・管理する仮想通貨プロジェクトであり、MKRとDAIは日本国内の暗号資産取引所にも上場しています。

今回の変更は「Endgame(エンドゲーム)」と呼ばれるMakerDAO大改革の一環であり、MKR・DAIをアップグレードした新トークンである「SKY」と「USDS」を新規導入することが報告されています。

MKRとDAIは今後も流通し続けることになりますが、トークン保有者はMKRをSKY、DAIをUSDSに交換することも可能で、27日の発表では、このアップグレードの概要について説明がなされています。

Skyの登場

管理権を放棄することなく、貯蓄で報酬を得るための最高かつ最も簡単な場所です。

アップグレードされたトークン、新機能、早期登録者向けのSkyトークン報酬をご覧ください。Skyのローンチに関する最新ニュースやアップデートは、このスレッドをご覧ください。

ガバナンストークン「SKY」とステーブルコイン「USDS」

SKYは、MKRのアップグレード版としてリリースされる新トークンで、Skyエコシステムのガバナンストークンとして機能します。MKR保有者は「1 MKR=24,000 SKY」の割合でMKRトークンを交換することが可能です。

USDSは、DAIのアップグレード版としてリリースされる新トークンで、ネイティブトークン報酬へのアクセスを提供するステーブルコインだと紹介されています。DAI保有者は「1 DAI=1 USDS」の割合でDAIを交換することが可能です。

新トークンである「SKY」と「USDS」は2024年9月18日にローンチされる予定で、MKR・DAI保有者は自分が保有するトークンを交換するかどうかを自由に決めることができます。

MKRはSKY、DAIはUSDSに交換することができますが、SKYをMKRに、USDSをDAIに戻すこともできるとのことです。

なお、現在は「sky.money」という公式サイトが公開されていて、簡単なタスクを完了するとSKY報酬を2倍に増やすことができるとも説明されています(米国や英国を含む特定地域、VPNユーザーには制限を適用)。

「Sky.money」を通じたDeFiサービス提供

「Sky.money」のサイトでは、ETH・USDC・USDTなどの仮想通貨をUSDSに交換することもできるとされています。

また、同サイトを通じてSkyプロトコルにUSDSを提供すれば、SKYトークンを獲得することもできるとのことです。

「Sky.money」は自己管理型ウォレットを接続して使用する形式のサイトとなっており、Sky側はユーザー資産を管理しないため、ユーザーは制限なくいつでも資産を引き出すことができるとのことです。

また、今後のアップグレードで分散型ガバナンスによる承認が得られた場合には、他の分散型プロジェクトからトークンを獲得できるようになる可能性があるとも説明されています。

Stars・Spark・SPKトークンなどの報告も

今回の発表では、SubDAOと呼ばれていた組織が「Stars」と呼ばれるようになることや、Maker/Sky上に構築されたレンディングプラットフォーム「Spark」を展開する計画も明かされています。

発表内ではSPKトークンの配布などについても触れられていて、その詳細は「こちらのページ」で確認することができるようになっています。

MKRやDAIは日本国内の暗号資産取引所にも上場しているため、今後はMKR・DAIを取り扱う各取引所の対応発表などにも注目です。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=147.66円)

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Souce:Sky公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

Maker「Sky」に名称変更|DAIもUSDSにリブランディング
https://cointelegraph.com/news/maker-rebrands-sky-launches-usds-sky-token

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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