カルダノ重要アップグレード「Changハードフォーク」の実施予定日が決定

安全性優先で取引所・DAppsの準備期間を確保

カルダノ(Cardano/ADA)の分散型ガバナンス本格導入に向けた重要アップグレードである「Changハードフォーク」の実施予定日が2024年9月1日に延期されたことが明らかになりました。

Changハードフォークは、カルダノ開発段階の最終フェーズにあたる「ヴォルテール時代」への突入を示す重要アップグレードであり、ヴォルテールの時代ではADA保有者による投票などで重要な決定が行われる「分散型ガバナンス」の仕組みが本格的に始動する予定となっています。

このアップグレードは元々、2024年8月27日頃に実施される予定となっていましたが、本日24日には「Changハードフォーク作業チームの会合で、Changアップグレードの実施日を9月1日にすることが決定された」と報告されています。

これは重要アップグレードであるChangハードフォークをより安全・確実に遂行するための決定であり、これによって取引所やDAppsは準備にさらに時間をかけることができるようになると説明されています。

Changハードフォーク速報 #9 🔧

ハードフォーク作業班は本日会合を開き、Changのアップグレードを9月1日とすることに合意しました。これにより、取引所とDAppsは準備にさらに時間をかけることができるようになります。

84%のステークプールが準備を完了し、コミュニティからポジティブなフィードバックが寄せられ、取引所からも強い勢いがあるため、Changは始動態勢に入ったと言えます!

これはコミュニティ主導のガバナンスを中核とするカルダノにとって極めて重要な瞬間です。アップデートにご期待ください!

アップグレードの準備は確実に進行中

カルダノはこれまでの大型アップグレードでも「アップグレードをより安全・確実に遂行すること」を優先しており、これによって安全で堅牢なブロックチェーンネットワークを維持し続けてきています。

Changハードフォークは従来の報告よりも若干遅れる形となりましたが、「既に84%のステークプール(SPO)が準備を完了している」と報告されているため、取引所やDAppsの最終準備が整えばアップグレードを開始できる状態にあると予想されます(実施条件の1つである”SPOの70%準備完了”は達成済み)。

カルダノでは既に、分散型ガバナンスの導入に向けた準備が同時進行で進められていて、Cardanoコミュニティ主導組織の日本支部である「Intersect Japan Hub」も設立されている他、カタリスト提案を日本語で読める「総合ポータルサイト」も公開されているため、今後の新たな展開などにも注目です。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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