ワールドコインのWorld ID、グルメアプリ「SARAH」で利用可能に|UME配布量増加のインセンティブも
World IDが「SARAH」で利用可能に
ワールドコイン(Worldcoin/WLD)が提供するデジタルIDである「World ID」が、メニュー単位で投稿・検索できるグルメアプリ「SARAH」で利用できるようになりました。
World IDは、ワールドコインが提供する「人間であることを証明できるデジタルID」であり、虹彩スキャンによる生体認証装置「Orb」で認証を完了することによって取得することが可能、World ID保有者には仮想通貨WLDも付与される仕組みとなっています。
SARAHは、月間200万人以上のユーザーに利用されている「おいしい!が増える」をコンセプトにしたグルメアプリであり、自分の好みに合うお店を探したり、食べたごはんを投稿して「UMEトークン」を獲得したりできるようになっています。
SARAHの登録時に「World ID」でログイン可能
「World ID」と「SARAH」の認証連携が開始されたことによって、World ID保有者はSARAHのサービスを利用する際に「World ID」でログインすることができるようになりました。
SARAHのアプリを起動すると、ログイン時に「World ID」でログインする選択肢が表示されるため、この時に「World ID」を選択して「World App」で認証を許可すれば、生年月日や性別の入力だけで簡単にアカウントを作成することができます。
SARAHのWorld ID認証ログイン手順(画像:SARAH)
World IDはすでに160カ国以上で1,000万人以上に作成されているため、World IDとの連携によって新しいユーザー層にリーチすることが可能になり、SARAHの認知度が向上し、SARAH内のグルメ情報拡充にもつながると期待されています。
UMEトークン配布料増加などのインセンティブも
今後は「World ID認証を行っているアカウントに対してUMEトークンの配布量を増加させる」などといったインセンティブを導入し、ユーザーに対するWorld IDの利用促進を図っていくとも報告されています。
これによって、SARAHユーザーが積極的にWorld IDを利用するようになり、正確で信頼性の高い口コミも増えることになると期待されています。
SARAHのような口コミサービスでは「複数アカウントによる投稿」や「なりすましによる投稿」などが課題となっていますが、World IDは人間1人に対して1つ発行されるデジタルIDとなっているため、World IDと連携することでそれらの課題を解決できると期待されます。
株式会社SARAHの代表取締役 CEOである酒井勇也氏は、World IDとの連携について次のようにコメントしています。
SARAHは、創業10周年を迎えるにあたり、さらなる成長を目指してWeb3技術を積極的に導入しています。今年リリースしたONIGIRI ChainやNOREN NFTはユーザーから高い評価を得ています。
World IDとの連携により、ユーザー認証の信頼性と透明性を一層向上させ、信頼できるサービスを目指します。今後も革新的な技術を取り入れ、より安全で便利なプラットフォームを提供することで、ユーザーの皆様に信頼されるサービスを目指してまいります。
なお、株式会社SARAHは以下のような複数のサービスも展開しているため、今後のさらなるサービス拡大などにも注目です。
- 食とヘルスケア特化のパブリックブロックチェーン「ONIGIRI Chain」
- 食のビッグデータ分析サービス「FoodDataBank」
- 国内最大級の食品クチコミ情報サイト「もぐナビ」
- 全国の料理教室情報サイト「クスパ」
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