米大手仮想通貨銀行アンカレージ（Anchorage Digital Bank）は2024年8月6日、機関投資家向けにソラナ（Solana/SOL）関連トークンの保管サービスを開始しました。

これまでアンカレージはソラナ（SOL）のみに対応していましたが、今回の拡大により、ソラナ上で発行されるSPL（Solana Program Library）基準のトークンの一部も取り扱うようになりました。

SPLトークンは、ソラナネットワーク全体で幅広く活用されています。分散型アプリケーション（dApps）への参加、資産のトークン化、決済、ガバナンスなど、多様な機能を提供しており、ソラナエコシステムの重要な要素となっています。

当初、アンカレージが対応するSPLトークンはPYTH、USDC、HNT、Wなど一部に限られていますが、今後は顧客の要望やデューデリジェンス・レビューを踏まえ、順次対応トークンを拡大していく予定です。

アンカレージは、機関投資家や企業向けに包括的な仮想通貨サービスを提供しています。デジタル資産の保管（カストディ）、ステーキング、取引、ガバナンス、決済など、多岐にわたるサービスを、高度なセキュリティ・インフラを通じて安全に提供しているのが特徴です。

アンカレージの大きな強みは、米国で唯一の連邦政府認可の仮想通貨銀行であるアンカレッジ・デジタル・バンクを運営していることです。この公的認可により、機関投資家に高い信頼性と安全性を提供しています。

今回のサービス拡大は、ソラナエコシステムの成長と機関投資家の関心の高まりを反映しています。SPLトークンへの対応により、機関投資家はソラナ上の様々なプロジェクトやアプリケーションにより簡単にアクセスできるようになります。

アンカレージは今後も顧客のニーズに応じてサービスを拡大していく方針です。特に、新たなSPLトークンへの対応や、ソラナエコシステム内の新しいプロジェクトとの連携など、さらなる発展が期待されています。

この動きは、機関投資家の仮想通貨市場への参入をさらに促進すると同時に、ソラナエコシステムの成長にも寄与すると見られています。業界関係者は、今後の展開に注目しています。

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（Anchorage Digital Bank公式発表）

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ