Blast基盤の分散型取引所「MonoSwap」でハッキング被害|利用者は要注意

Blast上の分散型取引所(DEX)であるMonoSwap(モノスワップ)は2024年7月24日に、MonoSwapのプラットフォームがハッキングされたことを報告して、ユーザーに注意喚起を行いました。

公式発表では「流動性の追加やステーキングを行わないように」と説明されている他、「ポジションを保有している場合は、損失を避けるためにすぐ資金を引き出すように」とも説明されているため、MonoSwapを利用している場合は注意が必要です。

公式発表によると、今回のハッキングの原因は「MonoSwap開発者の1人が2024年7月23日に誤ってフィッシングアプリをインストールしてしまったこと」にあるとされています。

この開発者はアプリインストール後に詐欺師との通話に誘導されたとのことで、その通話中に悪意のあるソフトウェアが開発者のコンピュータにインストールされたことによって、MonoSwap関連の全ウォレットとコントラクトに攻撃者がアクセスできる状況が作り出されてしまったと報告されています。

今回の報告では、この攻撃によってMonoSwap上でステークされていた流動性の大部分がハッカーによって引き出されたことも報告されています。

MonoSwapは今回の投稿で詐欺師がフィッシングアプリをダウンロードさせるために使用したURLも共有していて、インターネット上でこのリンクを見つけたとしてもクリックしたり、ダウンロードしたりしないようにと注意喚起しています。

現在は今回の攻撃に関する調査が進められている状態で、今後の動きや対応については近日中に発表する予定だと説明されています。

ここ最近では仮想通貨関連のハッキング・盗難事件が多発しているため、仮想通貨を保有している場合は各種攻撃に細心の注意を払うことが重要です。

SNS上では公式を装った偽アカウントでフィッシングリンクを投稿して、詐欺サイトなどに誘導する行為も数多く確認されているため、SNS上のリンクをクリックする場合も十分注意するようにしましょう。

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MonoSwap公式発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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