シバイヌ(SHIB)は「真の分散化フェーズ」へ|主任開発者がTREATなどについて説明
「TREAT」や「Treat Yourself」について説明
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のリード開発者であるShytoshi Kusama氏は2024年7月9日のX投稿で、今後リリース予定のSHIB関連トークンである「TREAT」について説明を行い、「Treat Yourself」と呼ばれるツアーを開始したことを明らかにしました。
今回の投稿は先日京都で開催された「IVS Crypto 2024」への参加報告と今後の予定について説明するもので、その内容をまとめた1枚の画像が投稿されています。
Shytoshi Kusama氏は「IVS Crypto 2024」に参加してコミュニティメンバーと交流していましたが、今回投稿された画像の冒頭部分では「約1週間にわたって京都に滞在し、日本の文化に触れたこと」が報告されています。
@Shibtoken @treatsforShib @kaaldhairya A quick recap and forward marching orders. #India #Kyoto #IVS pic.twitter.com/Ba6bpOzKMi
— Shytoshi Kusama (@ShytoshiKusama) July 9, 2024
気になるShytoshi氏の姿は?
SHIB関連トークン「TREAT」について
TREATに関する内容は後半部分に書かれていて、「SHIB・BONE・LEASH・TREATなどの各種トークンは、独自の有用性とガバナンスを有している」と説明されています。
Shytoshi Kusama氏はTREATについて「TREATはSHIB関連システムの高度な機能にアクセスするためのトークンであり、独占性を重視するLEASHや、テクノロジーに焦点を当てたBONEは対照的なものだ」と語っています。
2024年2月末にSHIBが提携した「ZAMA」との暗号化システムもそのようなシステムの1つであるとのことで、これによってSHIBコミュニティメンバーは完全準同型暗号(FHE)の機能を利用できるようになると説明されています。
現在はこのシステムを完成させるためにさらに多くの機能を準備している段階で、構築したシステムに完全な力を与えるためのパートナーシップを最終調整しているとのことですので、ZAMAとの提携に関する続報などにも注目です。
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リーダーのいない分散型システムに向けた旅
「Treat Yourself」は、SHIBエコシステムを真に分散化されたものにするための旅のことを指しています。
シバイヌは現在「リーダーが存在しない分散型システム」というRyoshi氏の計画の全体的な完成形に近づいているとのことで、将来的にはShytoshi Kusama氏も表舞台から退くことになると説明されています。
リーダー無しの分散型システムを実現するためには、分散型自律組織(DAO)によって完全に管理される完璧なシステムへと移行する必要がありますが、このためには必要な技術にあわせて「Treat・Shi・Shibacon」を立ち上げる必要があるとのことです。
「Treat Yourself」はそのような分散化に向けた旅に付けられた名前のことで、「このツアーを通じて直接会って話し、仮想通貨に興味を持つ人々と対話することを楽しみにしている」ともコメントされています。
先日京都で開催された「IVS Crypto 2024」への参加はこの旅における最初の一歩でもあり、今後はトロントで開催される「Blockchain Futurist Conference」や、タイで開催される「SHIBACON 2024」にも参加すると報告されています。
真に分散化された形でプロジェクトが繁栄して行けるようにするためにはしっかりとした基盤作りが重要になるため、完全な分散型システムの実現までにはもうしばらく時間がかかると予想されますが、現在のSHIBは世界中に非常の多くのファンを持つ大規模なコミュニティとなっているため、分散化が実現した場合には世界的なムーブメントになると期待されます。
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