コロプラのBrilliantcrypto、ゲーム内のデジタル宝石に投資する100万ドル規模のファンド組成
ゲーム内のデジタル宝石に投資する「Digital Gemstone Fund 1」組成へ
日本発のブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto(ブリリアンクリプト)」からミント(鋳造/発行)されるNFT宝石への投資に特化したデジタル宝石ファンドが6月に設立される予定だ。同ゲーム開発中のBrilliantcrypto(ブリリアントクリプト)社が5月23日発表した。
同ファンドの名称は「Digital Gemstone Fund 1」。最大100万ドル規模で投資が行われる予定。運用期間は3年とのこと。有限責任組合員(LP)には、日本を代表するマルチファミリーオフィスPrivateBANK(プライベートバンク)が参画するという。
「Brilliantcrypto」はプレーヤーがゲーム内の鉱山をつるはしで掘ることで宝石や暗号資産を獲得できるゲーム。同ゲームにおいてつるはしや宝石はNFTとなっており、プレイヤーはブリリアンクリプトトークン(BRIL)を使うことでゲーム内で使う「つるはしNFT」の購入や強化、耐久力の回復などができるという。
同ゲーム開発者であっても宝石を任意に生成できないため、コロプラグループ自身も今後の事業展開に活用するためには宝石を採掘または購入する必要があるとのこと。
そのためコロプラグループはNFTである宝石への投資を目的として、デジタル宝石ファンドの組成を決定したとのことだ。
ブリリアントクリプト社は、大手ゲーム企業コロプラの100%子会社で、ブロックチェーン技術を活用したGameFi(ゲーム×金融)事業を行う企業。
同社が開発中の「Brilliantcrypto」は6月17日にリリースが決定している。また同ゲーム内で使用できるブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、国内6例目のIEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)銘柄として、コインチェック運営のIEOプラットフォーム「Coincheck IEO」にて5月27日より購入申し込みの受付が開始される予定だ。
なおIEOとは、企業等のブロックチェーンプロジェクト発行のトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのことだ。
ちなみにブリリアンクリプトトークン(BRIL)は、Polygon(ポリゴン)ブロックチェーン上で発行されるトークンとのことだ。
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参考:ブリリアントクリプト
images:iStocks/Arkadiusz-Warguła・BadBrother
参照元:ニュース – あたらしい経済