仮想通貨ニュース週間まとめ「BTC・WLD・ADA・SHIB」などの注目記事
2024年4月21日〜27日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
メタプラネット「10億円相当のBTC」を購入
アジア版マイクロストラテジーとしても注目されている東証上場企業「メタプラネット」は2024年4月22日に、以前報告されていた通り「10億円相当のビットコイン(BTC)を購入したこと」を発表しました。
メタプラネットは23日に「2億円分のビットコインを追加購入することを取締役会で決定した」ということも報告しています。
なお、日本では円相場が1ドル=158円台を記録して約34年ぶりの円安水準となっていることが注目を集めていますが、仮想通貨業界では「日本円の価値が対ビットコインでゼロになった」という投稿も注目を集めています。
日本関連の注目記事はこちら
ブロックチェーンで国家予算を公開:ケネディJr氏
米大統領選挙に無所属で立候補しているロバート・F・ケネディ・ジュニア氏が『米国の国家予算をブロックチェーン上に記録するつもりだ』と語ったことが明らかになりました。
今回の発言は2024年4月21日にアメリカ・ミシガン州で行われた選挙集会の中で語られたもので、「ブロックチェーン上に全ての予算情報を記録して一般公開することによって、アメリカ国民全員で予算項目を24時間いつでも確認できるようにする」という計画が語られています。
税金の無駄遣いなどを阻止
X Payments「必要な全機能」を提供予定
X(旧Twitter)の決済関連子会社である「X Payments」が、保管・送金・決済・運用などといった様々な機能の提供を予定していることが判明しました。
X Paymentsの最高情報セキュリティ責任者であるクリストファー・スタンレー氏は「X Paymentsの最終目標はプラットフォーム上で必要なことが何でもできるようにすることだ」と述べており、ユーザーが「Xウォレットからお金を引き出したい」と思った場合はその目標が失敗したことになると説明しています。
Slash「SVLトークンのIDO」開始
暗号資産決済サービスを展開している「Slash Fintech」は2024年4月22日に、暗号資産取引所Bybit(バイビット)が運営する「Bybit Web3」で、Slash Vision Labs token(SVLトークン)のIDOを開始したことを発表しました。
今月22日には、クレジットカード事業やプリペイドカード事業を展開する「ライフカード」と提携して「Slash Vプリカ SHOP」を2024年5月15日から運営開始することも発表されています。
Slash関連の注目記事はこちら
ワールドコイン「PayPal・OpenAI」と提携か
ワールドコイン(WLD)の開発会社である「Tools for Humanity」が、PayPalやOpenAIなどの大手企業との提携を計画していることが「Bloomberg」の報道で明らかになりました。
今月23日には、Worldcoinのネットワークの成長をサポートすることを目的として、最長6ヶ月間に渡って毎週50万〜150万WLDを販売する方針も発表されています。
カルダノ関連の新組織「PRAGMA」設立
カルダノ(Cardano/ADA)を支えるカルダノ財団は2024年4月22日に、Blink Labs・dcSpark・Sundae Labs・TxPipeと共同で「PRAGMA」と呼ばれる非営利のオープンソース協会を立ち上げることを発表しました。
PRAGMAは、ブロックチェーンソフトウェアプロジェクトを対象とした会員制の非営利オープンソース協会で、カルダノやその他のブロックチェーンのオープンソースエコシステムを育成することを目的としていると説明されています。
PRAGMAの目標や取り組みは?
柴犬:TREATを使用する「新L3」展開へ
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)は2024年4月22日に、プライバシーを重視した新しいレイヤー3ブロックチェーンの開発に向けて1,200万ドル(約18億5,700万円)の資金調達を完了したことを発表しました。
新しいレイヤー3では、新たな報酬トークンとして以前から注目されていた「$TREAT」がユーティリティ&ガバナンストークンとして使用されるとのことで、LUCIE氏からはTREATの獲得方法についての説明も行われています。
また今月26日には、イーサリアムのレイヤー2ブロックチェーンである「Shibarium」に一連の新機能を導入するアップグレードを2024年5月2日に実施することも発表されています。
SHIB関連の注目記事はこちら