ワールドコイン:最長6ヶ月間にわたる「WLDトークン販売計画」を発表
最長6ヶ月間に渡って毎週50万〜150万WLDを販売
ワールドコイン(Wrldcoin/WLD)は2024年4月23日に、Worldcoinのネットワークの成長をサポートすることを目的として、最長6ヶ月間に渡って毎週50万〜150万WLDを販売する方針を発表した。
仮想通貨WLDの販売は、ワールドコイン財団の子会社である「World Assets」が実施する予定で、同社が保管しているWLDトークンを米国の機関投資家向けに販売する計画だ。
販売は今後数ヶ月以内に開始される予定で、週平均50万〜150万WLDを最長6ヶ月間にわたって販売、これによってWLDの流通供給量も増加することになる。
仮に毎週150万WLDのペースで6ヶ月間販売が行われた場合には、合計3,600万WLDが市場に投入されることになる。現在流通しているWLDトークンは「1億9,300万WLD」となっているため、これは「WLDの総供給量が18.65%増加すること」を意味する。
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価格への影響を抑えるための措置も予定
今回のWLD販売はワールドコインの価格に影響を与える可能性があるとも考えられるが、公式発表ではトークン価格への影響を抑えるための措置を講じることも説明されている。
具体的には「米国居住者に対するWLDの再販売」や「米国居住者が利用できる取引プラットフォームでの販売」が制限される予定で、WLDを購入した機関投資家にはWLDの再販を制限するために「40日間のロックアップ期間」が設けられる可能性があるとも説明されている。
また、WLD販売時には「市場価格にできるだけ近い価格での私募」を実行するために個別交渉を行うとのことだ。
最近では独自レイヤー2も発表
WLD価格は下落傾向
ワールドコイン(WLD)の価格は今年3月10日に12ドル(約1,865円)付近まで上昇したものの、その後は下落傾向が続いていて、2024年4月25日時点の価格は「1WLD=4.80ドル(約746円)」となっている。
2023年7月24日〜2024年4月25日 WLD/USDの日足チャート(画像:TradingView)
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