シバイヌ(SHIB)「CDSA参加の重要性と影響」主任開発者Shytoshi Kusama氏が説明
CDSA参加の重要性や影響などを説明
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)の主任開発者であるShytoshi Kusama氏は、2024年4月18日に公開された「The Shib:Editions 21」の中で、先日発表された「SHIBのCDSA参加」について詳しく説明を行いました。
コンテンツ配信&セキュリティ協会(CDSA)は、著作権問題やAIの脅威などといったコンテンツ業界が直面している課題に取り組むことを目的とした非営利団体であり、取締役会には「Adobe・Amazon・Apple・Disney・LEGO・Netflix」などを含む様々な有名企業の上級技術責任者が参加していると報告されています。
前回の報道では「シバイヌ開発者がCDSAと提携して、セキュリティとコンテンツ配信に焦点を当てたメディア・エンタメ向けのブロックチェーン技術を提案・開発する」と報告されていましたが、今回の記事ではこのSHIB・CDSA提携の重要性や影響などについて以下のような説明が行われています。
前回の報道内容はこちら
SHIBの技術でメディア・エンタメ業界の課題を解決
メディア・エンタメ業界では「パスワードの漏洩・著作権問題・AIの脅威」などの課題について以前から広く議論が行われているが、CDSAはそのような業界の課題に取り組むためのスタンダードを作り出すことを目指している。
業界の課題は実際に関連企業の収益にも影響を与えていて、アメリカの映画・テレビ番組制作会社である「Paramount Pictures」の時価総額は、2017年の約680億ドルから現在の約75億ドルまで減少している。
今回の提携はそのような課題を解決するためのもので、CDSAはSHIBの技術を活用することによって、スタジオやコンテンツ企業がコンテンツの管理能力と影響力を取り戻すための画期的な転換を実現できる可能性がある。
具体的には、SHIBのブロックチェーンにZAMAの完全準同型暗号(FHE)を組み合わせたものが、業界が求めていた「銀の弾丸(※万能な解決策・特効薬のような意味)」になる可能性がある。
【Shytoshi Kurama氏】
私たちには、IDや暗号化技術などのセキュリティ製品など非常に独自性の高い技術があり、あらゆる企業・プロジェクト・都市・国家に素晴らしい技術スタックを提供するための様々な要素を持っています。
ZAMAに関する記事はこちら
ブロックチェーンの可能性を伝える役割
放送関連の賞であるエミー賞を2度受賞したメディア・テクノロジー分野の世界的リーダーで、SHIBのアドバイザーでもあるSeth Shapiro氏は『ハリウッドはブロックチェーン技術がもたらす膨大な機会についてまだ理解できていない状態にある』と説明した上で『私たちの目的はそれについての学習を支援することである』とコメントしている。
Seth Shapiro氏は、南カリフォルニア大学(USC)の客員教授でありながら、テレビ・アカデミーのガバナーでもあり、全米放送事業者協会(NAB)のWeb3アドバイザリーカウンセルの議長も務めているため、同氏の見解は非常に重要。
同氏は「AT&T、Betfair、Comcast、DIRECTV、Disney、Goldman Sachs、IBM、Intel、IPG、McCann、NBC、Neo Cricket Mumbai、ニュージーランド貿易・企業庁、News Corp、Nokia、Showtime Networks、Telstra、Turner、Universal」などの有名企業や新興企業とも連携していて、司法省や連邦通信委員会の専門家として証言した実績も有している。
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)魅力
ハリウッドやコンテンツブランドがSHIBと提携する魅力的な理由は、Shibが提供できる最先端技術やインフラストラクチャーだけではない。
SHIBは代表的な仮想通貨の1つであり、中央集権型取引所で最も広く保有されている仮想通貨で第3位、検索ランキングで2位などの記録を有している。
また、SHIBには世界中の大規模なコミュニティメンバーで構成される「ShibArmy」が存在する。メディア関係者が注目すべきはまさしく「ShibArmy」である。
【Shytoshi Kurama氏】
ShibArmyはまさにメディア関係者が注目して関与すべき視聴者です。彼らは世界中の人々が理解できる言語で語る必要があります。その点で先行できれば他者よりも大きな優位性を得られるでしょう。SHIBは「世界中で利用者を確立して鼓舞する」という点において他のどのプロジェクトよりも成功していると私は考えています。それこそが素晴らしいIP(知的財産)を持つハリウッドが必要としているものなのです。
私が最後に確認した限り、SHIBはブロックチェーンにおいてナンバーワンのERC20トークンです。これら全てを考慮して、ハリウッドが他に選ぶべきパートナーはあるでしょうか?
SHIBの詳細はこちら
CDSA提携がSHIBエコシステムにもたらす影響
SHIBチームは人々を助けるために活動を続けているが、もしもトップ5にランクインするようなプロジェクトにしたいのであれば「超一流のブランドと提携して流動性を呼び込むこと」が唯一の方法となる。
例えば、ディズニーやパラマウントのような有名企業と提携した場合には、大勢のユーザーがエコシステムに参加して凄まじい数のトランザクション(取引)が行われることになる。
提携先はメディア業界に限らず、マクドナルドやウォルマートなどとのコラボレーションでも同様の影響が期待される。
SHIBチームがやろうとしているのは「皆が勝てるシステムを完成させること」であり、自分たちの愛するブランドや企業が道を踏み外してしまわないように努めているだけである。
コンテンツ配信&セキュリティ協会(CDSA)との提携は、メディア・コンテンツ業界とSHIBコミュニティの双方にとってプラスの影響をもたらすと期待される。
私たちは人々を助けるために存在します。ですが、本当にトップ5に入るプロジェクトを構築したいのであれば、その唯一の方法は「超一流のブランドと提携して、価値をもたらすスマートなパートナーシップを通じて流動性をもたらすこと」です。簡単でしょう?
例えば、ディズニーが私たちと契約したら、あるいはパラマウントが私たちと契約したら、1億人という多くのユーザーを抱えているわけですから取引量はとんでもないことになりますよね?
もちろん契約先がディズニーやパラマウントである必要はなく、うまくいく可能性のあるものなら何でも構いません。Wellyのバーガーがマクドナルドで売られるかもしれませんし、ウォルマートでSHIBウォーターが売られるかもしれません。
私たちがやろうとしていて、とても上手くいっていることは「誰もが勝てるようにシステムを完成させること」です。
システムが確立されて人々に手渡されると私たちは勝利します。なぜなら誰もがこれを実際に使用できるようになるからです。私たちは愛する企業やブランドが道を踏み外してしまわないように努めているだけです。
>>「The Shib:Editions 21」はこちら
>>SHIB関連の最新記事はこちら
こちらの記事もあわせてどうぞ