米政府「200億円相当のビットコイン」売却か|シルクロード関連のBTCを移動

米政府が「2,000 BTC」を外部送金?

米政府が過去にシルクロード関連で押収した約200億円相当のビットコイン(BTC)が別のウォレットに送金されたことが判明し、仮想通貨業界で売り圧への懸念が高まっています。

シルクロードとは、2011年〜2013年まで運営されていたインターネット上の闇サイトであり、ドラッグ・マルウェア・海賊版コンテンツ・クレジットカード情報などを含む様々な違法商品の売買がビットコインで行われていました。

今回送金されたビットコインはこのシルクロード関連で押収されたビットコインであるとのことで、Coinbase Primeのウォレットに「0.001 BTC」をテスト送金した後「2,000 BTC」が追加送金されたと報告されています。

(画像:Arkham)(画像:Arkham

巨額の仮想通貨を保有する米国政府

米政府は仮想通貨関連の事件などで押収した多額の仮想通貨を保有していることでも知られており、Arkhamで公開されているデータでは、2024年4月3日時点で「21,324 BTC」を保有していると記載されています。

(画像:Arkham)(画像:Arkham

米政府は2023年にもシルクロード関連で押収したビットコインの一部を売却しており、残りのBTCも複数回に分けて売却する予定であることが報告されていました。

今回のビットコイン送付先となる「Coinbase Prime」は、機関投資家向けに仮想通貨取引などを提供するプラットフォームであるため、一連の送金を受けて仮想通貨業界では「ビットコイン売りによる価格への影響」が警戒されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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