Moonbirds(ムーンバーズ)とは?NFTの特徴や価格・購入方法をわかりやすく解説

Moonbirds(ムーンバーズ)は、2022年4月にリリースされた10,000点のNFTコレクションです。フクロウをモチーフとしたデザインとなっており、多くの人がSNSのPFP(プロフィール画像)にしたことで話題となりました。

リリースから2日間で10,000点が完売し、初期販売の売上高は6万9,000ETH(約260億円)を記録しました。その後も順調に価格が上昇していき、現在では海外ブルーチップの一つとして、人気のコレクションとなっています。

また、独自メタバースの開発を計画しており、将来性にも注目が集まっています。

本記事では、Moonbirdsの特徴やこれまでの価格推移、購入方法などについて解説します。Moonbirdsに興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

Moonbirds(ムーンバーズ)とは

Moonbirdsとは
引用:Moonbirds公式
プロジェクト名Moonbirds(ムーンバーズ)
リリース日2022年4月16日
発行数10,000点
販売価格2.5ETH
フロアプライス(2024年2月21日現在)2.185ETH
公式サイトhttps://www.proof.xyz/moonbirds
Xhttps://twitter.com/moonbirds

Moonbirdsは、2022年4月16日にリリースされた、PFP系のNFTコレクションです。フクロウをモチーフとしたデザインとなっており、人気NFTコレクション「CryptoPunks」のようなドット絵で描かれています。

リリース時の売上高は6万9,000ETH(約260億円)を記録し、これは歴代1位の記録となっています。

2024年2月17日には、BAYCやCryptoPunksなどを運営するNFTスタジオ「Yuga Labs」が、Moonbirdsの発行元である「Proof」を買収したことで注目を集めました。

Yuga Labsの買収により、再びMoonbirdsに大きな注目が集まっています。

Moonbirds(ムーンバーズ)の特徴

Moonbirdsの特徴は以下の3点です。

  • PROOF Collectiveの創設者によって制作された
  • 豪華なホルダー特典が用意されている
  • ネスト機能を使うと報酬を獲得できる

順番に解説していきます。

PROOF Collectiveの創設者によって制作された

Moonbirdsは、クローズドNFTコミュニティ「PROOF Collective」の創設者であるKevin Roseらによって制作されたコレクションです。

PROOF Collectiveは、コミュニティの会員権NFT「PROOF Collective」を保有している人だけが入れるコミュニティです。加入できるのは1,000人限定となっており、会員には限定のDiscordコミュニティへの参加権やイベントへの早期アクセス権などの特典があります。

PROOF Collectiveには、熱心なNFT投資家やコレクターが参加しているため、Moonbirdsの発展に大きく貢献しています。

PROOF Collectiveは、OpenSeaなどで販売されており、2024年2月21日時点の価格は2.57ETHです。

豪華なホルダー特典が用意されている

Moonbirdsホルダーには、豪華な特典が用意されています。

主な特典は以下の通りです。

特典内容
アバターのカスタマイズ自身が保有しているMoonbirdsの背景をカスタマイズできる
限定コミュニティへの参加権Moonbirdsホルダーのコミュニティに参加できる
イベントへの参加権ミートアップやその他のイベントに参加できる
ネスト報酬保有するNFTを一定期間ロックアップすると、限定の報酬を獲得できる
エアドロップ「Oddities」や「Mythics」など、Moonbirdsが展開するNFTコレクションがエアドロップされる
「Lunar Society」への参加権DAOコミュニティ「Lunar Society」に参加できる

Moonbirdsは、多くのホルダー特典を提供し、熱狂的なコミュニティを形成しています。

ネスト機能を使うと報酬を獲得できる

Moonbirdsは、保有するだけでなく、「ネスト(巣)」と呼ばれる機能を使うことで追加の報酬を獲得できます。

ネストとは、Moonbirdsの公式サイトで自身が保有するMoonbirds NFTをステーキングし、報酬を獲得できる仕組みです。

ネスティング(NFTを預けること)する期間に応じてネストのレベルが上がっていきます。

レベルとネスティング期間は以下の通りです。

レベルネスティング期間
ストローネスト0日目
ブロンズネスト30日間
シルバーネスト60日間
ゴールドネスト90日間
ダイヤモンドネスト180日間

レベルが上がるにつれて、獲得できる報酬も豪華になっていきます。

報酬としてこれまでに「Mythics Eggs(Moonbirdsの派生NFT)」や「限定のパーカー」などがドロップされています。

Moonbirds(ムーンバーズ)の価格推移

Moonbirds NFT 価格推移

Moonbirdsは、2022年4月16日にリリースされ、販売開始後すぐに完売しています。

10,000点のうち7,875点は、WL保有者が2.5ETHでミントし、残りの2,000点はPROOF Collective会員に無料で配布されました。

リリース直後に価格が高騰していき、フロアプライスは18ETH以上を記録しました。リリースから約10日後の2022年4月25日には、過去最高となる28.99ETHまで高騰しています。

しかし、2022年7月頃から価格が徐々に下落していき、2024年1月にはフロアプライスが1ETHを切っています。

Yuga Labsの買収発表などもあり価格が回復し、2024年2月現在は約2ETHで推移している状態です。

Moonbirds(ムーンバーズ)の将来性

Moonbirdsの将来性を感じさせる点は以下の2つです。

  • Yuga Labsによる買収
  • メタバース展開

順番に解説していきます。

Yuga Labsによる買収

Moonbirdsを運営する「Proof」は、2024年2月17日にNFTスタジオ「Yuga Labs」に買収されました。
この買収には、「Moonbirds」だけでなく、「PROOF Collective」や「Mythics」、「Oddities」なども含まれます。

Proofの創設者である「Kevin Rose」は、Yuga Labsのアドバイザーに就任すると発表されています。

買収発表を受けて、それまで約1.1ETHで推移していたフロアプライスは、一時2.8ETHまで高騰しました。

買収発表以前の停滞感から一転し、今後の展開への期待の声が多く見られます。

メタバース展開

Moonbirdsは、Yuga Labsが開発しているメタバース「Otherside」に導入される予定です。
Othersideとは、Yuga Labsが開発中の自由度の高いメタバースです。ユーザーは様々なゲームや創作活動などを体験できます。

Othersideの正式リリース日は未定ですが、Yuga Labsは開発に集中的に取り組む意向を表明しています。

Othersideの人気になると、Moonbirdsの価格も上昇していく可能性が高いです。

Moonbirdsがどのように導入されるかについては、まだ発表されていませんが、Moonbirdsホルダーだけでなく多くのNFTコレクターが注目しています。

Moonbirds(ムーンバーズ)の購入方法

Moonbirdsの購入方法は、以下手順のとおりです。

  • 暗号資産取引所のアカウント作成
  • 暗号資産取引所でイーサ(ETH)を購入
  • 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)のアカウントを作成
  • 暗号資産ウォレットへイーサ(ETH)を送金
  • OpenSeaと暗号資産ウォレットを接続
  • OpenSea内のMoonbirds公式ページより購入

詳しい手順については以下の記事をご覧ください。
【完全ガイド】NFTの買い方/購入方法・始め方を初心者にもわかりやすく解説

Moonbirds(ムーンバーズ)のまとめ

Moonbirdsは、PFP系NFTコレクションの中でトップクラスの人気を誇るプロジェクトです。

一時はフロアプライスが1ETHを切ってしまう程低迷していましたが、Yuga Labsの買収によって価格が回復しています。

今後の展開は未定な部分が多いですが、Yuga Labsが開発するメタバース「Otherside」への導入が発表されています。

これからMoonbirdsがどのように展開されていくのか、今後の動向は要チェックです。

NFTの仕組みや始め方について知りたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。

NFTとは?仕組みや始め方といった基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説!

参照元:NFT Media

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