OneKey、新しいハードウェアウォレットを発表
ハードウェアウォレットメーカーの大手「OneKey」より、新たなハードウェアウォレットが発表されました。
本記事では、OneKeyの概要や新商品の特徴、出荷開始予定日について紹介していきます。
EAL 6+のセキュアエレメントを搭載したハードウェアウォレット
コインベース・ベンチャーズの支援する暗号ハードウェアウォレットメーカー「OneKey」が、”EAL 6+ Secure”を搭載した新しい暗号ハードウェアウォレットを発表しました。
今回発表されたのは下記2商品です。
- OneKey Pro:オールインワンのセルフ・カストディ・ソリューション
- OneKey Classic 1S:OneKey Classicの改良版
両デバイスは、”EAL 6+ Secure”を搭載しており、業界最高のセキュリティ基準を誇ります。
OneKeyとは?
OneKeyは、2019年の設立以来、世界で最も売れているハードウェアウォレットブランドです。
シリーズA+ラウンドの資金調達での評価額は8500万ドルであり、
- Dragonfly
- Ribbit Capital
- Coinbase Ventures
- IOSG
など有名な業界投資家からの投資を集めています。
完全なオープンソース
さらに、OneKeyのハードウェア・ウォレットは、完全にオープンソースであることでも人気を博している要因となっており、ハードウェアウォレット市場で確固たる地位を築いています。
ビットコインETF承認による人気の高まり
先日、ビットコインETFが承認されたことで、暗号資産市場への新規ユーザーの急増が予想されています。
新規ユーザーにとって、セキュリティ面は非常に重要なポイントであり、その点からもハードウェアウォレットのニーズが高まることが予想されます。
こういった市場動向が、OneKeyが2つの新商品を発売する背景になっています。OneKeyが提供するのは「暗号資産の自己管理」です。OneKey ProとOneKey Classic 1Sの発売によって暗号資産市場の需要拡大に対応します。
OneKey Pro
特に堅牢なセキュリティ・ソリューションが必要とされる市場に合致しているOneKey Proは、”EAL 6+ Secure”を4つ搭載するモデルです。
価格は249ドルであり、高いレベルのセキュリティを備えています。
OneKey Proの搭載する機能は以下の通りです。
- QRコードスキャンによるエアギャップ署名
- 指紋認証一体型電源ボタンによる生体認証アクセス
- ワイヤレス充電機能
加えて、次のような特長も備えています。
- ユーザーのデジタル資産の比類ない保護を保証
- チップは厳しい評価を受けており、業界最高のセキュリティ基準
また、PCとモバイルの両方に対応したOneKeyアプリと併用することで、暗号通貨の安全な売買、交換が可能になります。
さらにOneKey Liteカードを使用すれば、ハードウェア・ウォレットをバックアップすることも可能になります。
セキュリティ機能とアクセシビリティのバランスが取れた製品と言えるでしょう。
OneKey Classic 1S
OneKey Classic 1Sは、人気のOneKey Classicのアップグレード版です。
オリジナルのOneKey Classicと同じ使い慣れた機能を提供し、暗号資産愛好家の進化するニーズに対応するためにセキュリティを強化しました。
シンプルさと安全性を重視したOneKey Classic 1Sは、OneKeyブランドの信頼できる評判を維持しながらも、デジタル資産の安全性に関してユーザーに安心感を提供します。
出荷開始予定日について
OneKeyは、ブロックチェーンセキュリティ企業のSlowMistおよびOffsideLabsと提携し、新たにリリースされたハードウェアウォレットのセキュリティ評価を実施しました。
今回発表されたOneKey ProとOneKey Classic 1Sは現在予約受付中で、2024年4月に出荷が開始される予定です。
OneKeyの詳細については、以下のリンクをご参照ください。
- 公式サイト:https://onekey.so/
- 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/OneKeyHQ
- 公式ブログ:https://blog.onekey.so/
- GitHub: https://github.com/OneKeyHQ/
参照元:NFT Media