GMOコイン:法人口座で「暗号資産の預入・送付」が可能に|税制上のメリットも
暗号資産取引所GMOコインは2024年2月9日に「法人口座での暗号資産の預入・送付サービス」を開始したことを発表しました。
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法人口座で「暗号資産の預入・送付サービス」提供開始
GMOコインは2024年2月9日に、同社が提供している法人向けで「暗号資産の預入・送付サービス」を提供開始したことを発表しました。
GMOコインは2022年9月に「法人口座向けの暗号資産現物取引サービス」を開始し、2023年3月に「法人口座向けの貸暗号資産プレミアムサービス」を開始していましたが、今回の新サービスによって法人口座でも他の暗号資産交換業者の口座やウォレットとの間で暗号資産を送受信することができるようになりました(※預入・送付を行う際には事前審査が必要)。
法人口座での暗号資産送受信では「自社名義の他社口座」または「自社で管理しているウォレット」に対してのみ、預入・送付を行うことができるとのことで、「取引担当者や代表者の個人名義の口座からの預入・送付はできない」とも説明されています(*1)。
(*1)FCRコインでアイテムを購入する場合などに限り、利用申請時にIEOサービス関連の利用(GMOコイン取扱のIEO銘柄に限る)を申請することで、「FC琉球OKINAWA」が管理するウォレットへの預入・送付が利用可能。
法人口座を利用するメリット
GMOコインの法人口座では、個人口座に比べて他の事業と損益通算できるなど税制上のメリットを受けられる可能性があるため、暗号資産をGMOコインに預け入れて「貸暗号資産」や「ステーキング」で運用しながら税制上のメリットを受けたい場合に最適なサービスとなっています。
暗号資産取引で法人を設立する代表的なメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
- 最大税率が所得税よりも低い
- 他事業との損益通算が可能
- 次年度以降への繰越控除が可能
- 経費計上の幅が広がる
- 給与所得控除を利用できる
- 所得を分散できる
- 退職金の支払いが可能
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(GMOコイン発表)