Ripple共同創設者:ハッキングで「2億1300万XRP」の盗難被害

「リップル社のウォレットではない」とも説明

Ripple(リップル)社の共同創設者であるクリス・ラーセン氏がハッキング被害を受けて、記事執筆時点の価格換算で約157億円に相当する「約2億1,300万XRP」が盗まれたことが明らかになりました。

今回のハッキングは著名なブロックチェーンリサーチャーであるZachXBT(@zachxbt)氏の報告で明らかになったもので、盗まれたXRPは「MEXC、Gate、Binance、Kraken、OKX、HTX、HitBTC」などの暗号資産取引所を通じて資金洗浄されていると報告されています。

ZachXBT氏の報告時には「Ripple社のウォレットからXRPが盗まれた」と考えられていましたが、クリス・ラーセン氏はこの投稿を引用する形で「私個人のXRPアカウントが不正アクセスされた」と報告し、該当アドレスがRipple社のものではないことを説明しています。

クリス・ラーセン氏の報告によると、同氏は盗難被害後すぐに取引所に対して「対象アドレスを凍結するように」と連絡を行ったとのことで、現在は法執行機関とも協力していると伝えられています。

昨日、私個人のXRPアカウントが不正アクセスの被害に遭いました(Rippleのものではありません)。私たちはすぐに問題に気付き、影響を受けたアドレスを凍結するよう取引所に通知できました。法執行機関はすでに関与しています。

XRP価格は報告後にやや下落

XRPの価格は今回の報告を受けて、一時的に75円から73円付近まで下落したものの、記事執筆時点では74円付近まで回復しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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