Magic Eden、クロスチェーン報酬プログラム及びオープンソース化を発表
Magic Edenが報酬プログラムとオープンソース化を発表
NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」が、クロスチェーン報酬プログラム「マジックエデンリワード(Magic Eden Rewards)」及び、プロトコルのオープンソース化を1月23日発表した。
クロスチェーン報酬プログラム「マジックエデンリワード」は、「マジックエデン」のコレクターやトレーダー、クリエイターに対して「ダイヤモンド」と呼ばれる同プログラム内で設計された報酬が還元されるシステムだ。
「ダイヤモンド」の具体的な用途については明かされていないが、マジックエデンの基盤ブロックチェーンであるソラナ(Solana)だけでなく、イーサリアム(Ethereum)やビットコイン(Bitcoin)、ポリゴン(Polygon)でマジックエデンに貢献したユーザーにも「ダイヤモンド」が与えられるとのこと。
「ダイヤモンド」を取得する為には、昨年11月よりベータ版として公開されているクロスチェーンセルフカストディウォレット「マジックエデンウォレット(Magic Eden Wallet)」が必要とのこと。なお今月末に同ウォレットのブラウザ版が一般公開されるようだ(現在はβ版が公開中)。
ちなみに「マジックエデンウォレット」は、ソラナ、イーサリアム、ポリゴン、ビットコインオーディナルズ上のNFTを収集できる、「マジックエデン」に直接統合された初のデジタルウォレットとなっている。
またマジックエデンは、NFTコミュニティの規模が今後数年間で急増すると考えており、現在50億人いるインターネットユーザーのうち99%以上がNFTを所有したことがないと発表にて説明している。
そこでマジックエデンはそのギャップを埋める為、「マジックエデンリワード」と並行して、全てのNFTの取引およびミント(鋳造/発行)に関するプロトコルを「ノンファンジブルダオ(Non-Fungible DAO)」にてオープンソース化したとのこと。
「ノンファンジブルダオ」では、NFT関連の独自開発されたスマートコントラクトやソラナ、イーサリアム、ビットコイン、ポリゴン上のオープンソースプロトコルを管理している。
また「ノンファンジブルダオ」では、「NFT」と呼ばれるトークンが発行される予定だ。
同トークンは「ノンファンジブルダオ」が管理しているプロトコルを使用したコミュニティメンバーが獲得できるという。なお現地点では「NFT」の発行日やエアドロップの日程については未定となっている。なお「NFT」が供給された際は殆どの「NFT」が「ノンファンジブルダオ」コミュニティに割り当てられるとのことだ。
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参考:マジックエデン
images:iStocks/Vit_Mar・PerlaStudio・artacet
参照元:ニュース – あたらしい経済