コロプラのブロックチェーンゲーム 「Brilliantcrypto」、南米でのトークン上場に向け暗号資産取引所「Bit2Me」と契約

Brilliantcryptoがスペインの取引所「Bit2Me」と契約締結

Brilliantcrypto(ブリリアントクリプト)が、スペイン語圏最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所Bit2Me(ビットゥーミー)とのトークン上場に向けた契約締結を1月23日発表した。

Brilliantcryptoは、大手ゲーム企業コロプラの100%子会社で、ブロックチェーン技術を活用したGameFi(ゲーム×金融)事業を行う企業。なお同子会社は、2022年11月の設立時に世界市場に向けた事業展開を行っていくと発表していた。

また昨年7月にBrilliantcryptoは、国内暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックとIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)へ向けた契約を締結している。

なおIEOとは、企業等のブロックチェーンプロジェクト発行のトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのことだ。

今回のBit2Meとの契約は、国内IEOに次ぐ海外取引所へのトークン上場第1弾としてBit2Meを選定したという。

これにより両社は、現在開発中のブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto」を通じて、新しいゲーム体験とGameFi市場の創出に向けて共に取り組むとのこと。

またBrilliantcryptoは、既に同社がパートナーシップ締結済みである南米最大級のゲームギルド「OLA GG」および「T2LATAM」と連携しつつ、南米地域の大手取引所であるBit2Meが有する暗号資産取引のユーザー基盤と販売網を生かすことで、「Brilliantcrypto」の信頼性の確保と同ゲームローンチ初期からの熱量の高いコミュニティ形成を目指すという。

なおFinder.com調べによると南米地域は、Play to Earn(稼いで遊ぶ)のプレイ経験のある人口割合がブラジルで17.6%、アルゼンチンで12.1%に至る等、プレイ人口が拡大しており、アジアに次ぐ規模の非常に有力な市場になりつつあるとのことだ。

現在開発が進められているブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto」は、ゲームプレイが他者のために価値を証明する新しいモデル「Proof of Gaming」を導入しているという。なお同モデルは、ビットコインの合意形成メカニズム「Proof of Work」からインスピレーションを受けたとのこと。

Brilliantcryptoは同ゲームにより、持続的な「P2E(Play to Earn:遊んで稼ぐ)」を実現し、日本発グローバルの大型プロジェクトを目指すとしている。

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参考:ブリリアントクリプト
images:iStocks/greenbutterfly

参照元:ニュース – あたらしい経済

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