「Symbolでステーブルコインを発行する可能性」JPYC代表:岡部典孝氏
JPYCの岡部氏がX上でコメント
日本円連動ステーブルコイン「JPYC」を発行しているJPYC株式会社の岡部典孝氏は2024年1月16日に、シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン上でステーブルコインを発行する可能性があることを明かしました。
岡部氏は以前からX(Twitter)上で「JPYCで公式対応してほしいブロックチェーン」に関するアンケートを実施していて、これまでのアンケートでは「Symbolへの対応」を希望する意見が多数出ていましたが、16日の投稿では『Symbolでステーブルコイン発行する可能性がある』とコメントされています。
XYMに詳しい人探してます。
Symbolでステーブルコイン発行する可能性があります。— 岡部典孝 JPYC代表取締役 (@noritaka_okabe) January 16, 2024
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Symbol関連の団体・企業とも協力?
今回の投稿後には、Symbol関連の技術普及推進に取り組んでいるNPO法人「NEMTUS」からオンラインミーティングの提案もなされており、Symbol関連のサービス開発で知られる「株式会社NFTDrive」の代表取締役である中島 理男氏(ボー太郎マルチシグ社長/@EUFjZEyIuzS9rIi)からもサポートする旨の投稿がなされています。
岡部氏は一連の投稿の中で『EVM互換で許認可とった後になるため少し先になるかもしれない』とコメントしていますが、Symbol上でステーブルコインを発行する計画が本格化したことによって、今後の展開には期待が高まっています。
ありがたいです!
ボー太郎さんもお手伝い頂けるかも。— 岡部典孝 JPYC代表取締役 (@noritaka_okabe) January 16, 2024
おお!ありがとうございます!
EVM互換で許認可とった後になるので少し先になるかもしれませんが、
今のうちからボー太郎さんとお話して、少しずつ勉強させて下さい。
引き続きよろしくお願いします。— 岡部典孝 JPYC代表取締役 (@noritaka_okabe) January 16, 2024
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「信託型のJPYC」なども発行予定
JPYC株式会社は以前から対応チェーンの拡大を進めている他、昨年11月にはステーブルコインの発行・管理基盤である「Progmat Coin」を活用して、改正資金決済法に準拠した”信託型のJPYC”を発行する計画も発表されています。
また、昨年12月には”資金移動業型電子決済手段に該当する日本円連動ステーブルコインの発行”に向けて、海外送金サービス「Kyodai Remittance」を運営している「株式会社ウニードス」と業務提携に向けた共同検討を開始したことも発表されているため、今後の新たな取り組みにも注目です。
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