バイナンスローンチプールでManta Networkの「マンタ(MANTA)」取扱開始

Binance LaunchpoolでMANTA取扱開始

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」での暗号資産マンタ:Manta(MANTA)取扱を1月15日発表した。

「バイナンスローンチプール」ではユーザーが、BNB、FDUSDを個別のプールにステーキングすることでMANTAを獲得できる仕組みになっている。MANTAの取り扱いは日本時間で16日9時(UTC:0:00)より開始しており、日本時間で17日19時(UTC:23:59)までの2日間利用可能とのこと。

なお今回のMANTAでの「バイナンスローンチプール」では、同トークン総供給量1,000,000,000MANTAの3%となる30,000,000MANTAが報酬対象になるようだ。

同サービスでのBNBステーキングの場合、報酬総額の80%となる24,000,000MANTAが報酬対象で、FDUSDの場合は、報酬総額の20%となる6,000,000MANTAがそれぞれの報酬対象になるという。なおユーザーに分配される報酬は、ユーザーがステーキングしたトークン数によって異なるようだ。

またバイナンスでは流動性条件が満たされ次第、取引所において18日10:00(UTC)よりMANTAの取り扱いを開始するとのこと。取引ペアについてはMANTA/BTC、MANTA/USDT、MANTA/BNB、MANTA/FDUSD、MANTA/TRYとなっている。

MANTAとは

MANTAはマンタネットワーク(Manta Network)の独自トークンで、ガバナンスやステーキング、ネットワーク料金として機能している。なおマンタネットワークはブロックチェーンでは無く、ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)の技術を活用したアプリケーション向けのモジュール式エコシステムだ。

マンタネットワーク上では、ソリディティ(Solidity)ベースの分散型アプリケーションを構築およびデプロイでき、そのテクノロジースタックを活用して、レイヤー1ブロックチェーンよりも速いトランザクション速度とレイヤー2よりも低いガスコストを実現できるとのこと。

またマンタネットワーク上には、ポルカドット(Polkadot)に接続されたL1ブロックチェーン「マンタアトランティック(Manta Atlantic)」と、zkEVM互換のL2ブロックチェーン「マンタパシフィック(Manta Pacific)」が存在する。

バイナンスローンチプールとは

「バイナンスローンチプール」は、ユーザーがBNBなどの特定のトークンを対象プロジェクトのプールにステーキングすることで、暗号資産プロジェクトが発行するネイティブトークンを獲得できるサービスだ。プロジェクト側は同プラットフォームの利用により、バイナンスにトークン上場ができる仕組みとなっている。

なおトークンセールを行うIEOプラットフォームの「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」とは異なり、トークンをステーキングすることでプロジェクトのトークンが獲得できるのが特徴だ。

「バイナンスローンチプール」に参加する為には、ユーザーはBinance.comアカウントと、0.1以上のBNBまたはプール内でサポートされているトークンが必要となっている。

「バイナンスローンチプール」におけるMANTAの取り扱いは44番目のプロジェクトとなっており、43番目のプロジェクトは暗号資産サイ:Xai(XAI)だった。

なお42番目のプロジェクトは暗号資産スリープレスAI:Sleepless AI(AI)、41番目のプロジェクトは暗号資産NFプロンプト:NFPrompt(NFP)、40番目は暗号資産フュージョニスト:Fusionist(ACE:エース)、39番目は暗号資産ミームコイン:Memecoin(MEME)、38番目は暗号資産ニュートロン:Neutron(NTRN)、37番目はサイバーコネクト: Cyber Connect(CYBER)、36番目はセイ: Sei(SEI)が取り扱われた。

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参考:バイナンス
images:iStock/Ninja-Studio

参照元:ニュース – あたらしい経済

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