ワールドコインの「World ID認証拠点」を全国展開|国内事業パートナー募集開始:カンバンクラウド

カンバンクラウドが「Worldcoin」とオペレーター契約

カンバンクラウド株式会社は2023年12月22日に、日本国内におけるWorld ID認証拠点拡大や、認証拠点の管理・運営などに向けて、ワールドコイン(WLD)の開発企業である「Tools For Humanity Corporation」とオペレーター契約を締結したことを発表しました。

ワールドコイン(Worldcoin/WLD)は、ChatGPTの開発で知られる「OpenAI」のサム・アルトマン氏が共同創業者を務める仮想通貨プロジェクトであり、ユーザーに「World ID」と呼ばれるデジタルIDを付与して、仮想通貨WLDを無料配布する取り組みなどを行なっています。

World IDの発行では「Orb」と呼ばれる生体認証装置が使用されており、現在は日本国内にある複数の施設にOrbが設置されていますが、今回はこの認証装置Orbの全国展開に向けてオペレーター契約を締結したことが発表されています。

最初は東京都を中心として認証拠点を拡大していくとのことですが、最終的には全国的にWorld IDの認証拠点を運営することによって、人工知能がもたらす経済構造の変革と発展を目指していくと説明されています。

全国展開に向け「国内事業パートナー」も募集

今回の発表では、World ID認証拠点の全国展開へ向けて、国内事業パートナーの募集を開始したことも発表されています。

具体的には、認証拠点としてOrbを設置できる実店舗や施設を有している日本国内の個人・法人事業者を募集しているとのことで、「同プロジェクトに参画することによって、ワールドコインの認証拠点として登録できるだけでなく、認証を希望する人々の来店・来訪も見込まれ、一種の強力な集客チャネルとしても機能する可能性がある」と説明されています。

事業パートナーとして参画すること希望する場合には「こちらの申請フォーム」から申請を行うことが可能で、参加条件・報酬体系・その他の詳細については「申請フォームから問い合わせを行なった方に対して順次個別に案内を行う」との説明がなされています。

なお、パートナーシップは東京都の事業者を優先して実施していくとのことですが、その他の都道府県の事業者に対しても申請順に順次案内を行なっていくとのことです。

日本国内のOrb設置場所は記事執筆時点でごくわずかであるため、住んでいる場所によってはアプリから予約した上で別の県まで移動する必要がありましたが、今後のパートナーシップ拡大でOrb設置場所が増えれば、より多くの場所で手軽に認証作業を行うことができるようになると期待されます。

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カンバンクラウド発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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