バイナンスローンチプール、「Fusionist(ACE)」取扱へ

Binance LaunchpoolでACE取扱開始へ

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」にて暗号資産フュージョニスト:Fusionist(ACE:エース)を取り扱うことを12月11日発表した。

「バイナンスローンチプール」ではユーザーが、BNBとFDUSDを別々のプールにステーキングすることでACEを獲得できる仕組みになっている。ACEの取り扱いは今月13日0:00(UTC)より開始し、17日23:59(UTC)までの5日間利用可能とのこと。

なお今回のACEでの「バイナンスローンチプール」では、同トークン総供給量147,000,000ACEの7%となる10,290,000ACEが報酬対象になるようだ。

ユーザーはBNBをステーキングした場合、報酬総額の80%となる8,232,000ACEが報酬対象となり、FDUSDについては報酬総額の20%となる2,058,000ACEが報酬対象になるという。これによりユーザーに分配される報酬は、ステーキングされたトークン数によって異なるようだ。

またバイナンスでは流動性条件が満たされ次第、取引所においてACEの取り扱いを今月18日より開始するとのこと。取引ペアについてはACE/BTC、ACE/USDT、ACE/BNB、ACE/FDUSD、ACE/TRYとなっている。

なおACEは、フュージョニストが開発するEVM(イーサリアム仮想マシン)互換の独自ブロックチェーン「エンデュランス(Endurance)」とBNBスマートチェーンに対応しているとのこと。

フュージョニストは、中国テンセント(Tencent)の元開発者らで構成されたチームが開発するweb3型のトリプルエー(AAA)ゲームだ。現在ベータ版IIとしてリリースされている。ACEは「エンデュランス」 上で発行された独自トークンで、フュージョニストのゲーム内通貨として機能している。

「エンデュランス」は、ソーシャル及びブロックチェーンゲーム向けインフラストラクチャとして開発されており、今年1月よりメインネットとして起動している。ACEは「エンデュランス」上で開発されたゲームのゲーム内通貨として機能するだけでなく、同エコシステムのガバナンストークンとしても機能するとのこと。

バイナンスローンチプールとは

「バイナンスローンチプール」は、ユーザーがBNBなどの特定のトークンを対象プロジェクトのプールにステーキングすることで、暗号資産プロジェクトが発行するネイティブトークンを獲得できるサービスだ。プロジェクト側は同プラットフォームの利用により、バイナンスにトークン上場ができる仕組みとなっている。

なおトークンセールを行うIEOプラットフォームの「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」とは異なり、トークンをステーキングすることでプロジェクトのトークンが獲得できるのが特徴だ。

「バイナンスローンチプール」に参加する為には、ユーザーはBinance.comアカウントと、0.1以上のBNBまたはプール内でサポートされているトークンが必要となっている。

「バイナンスローンチプール」におけるACEの取り扱いは40番目のプロジェクトとなっており、 39番目のプロジェクトは暗号資産ミームコイン:Memecoin(MEME)だった。また38番目のプロジェクトは暗号資産ニュートロン:Neutron(NTRN)で、37番目については「サイバーコネクト: Cyber Connect(CYBER)」、36番目は「セイ: Sei(SEI)」が取り扱われた。

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参考: バイナンス1バイナンス2
images:iStocks/Ninja-Studio

参照元:ニュース – あたらしい経済

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