ビットコイン「40,000ドル」に到達|価格上昇の主な要因・専門家の意見を簡単に
BTC価格「40,000ドル」に到達
ビットコイン(BTC)の価格は2023年12月4日7:30頃に、仮想通貨業界で注目されていた40,000ドル(約587万円)のラインに到達しました。
4万ドル到達後には短期的な下落・上昇がみられたものの、記事執筆時点では「1BTC=39,892ドル(約583万円)」まで下落しているため、今後BTCが4万ドルのラインを維持できるかどうかには注目が集まっています。
2023年12月2日〜2023年12月4日 BTC/USDの5分足チャート(画像:TradingView)
仮想通貨業界の専門家からの意見
仮想通貨業界の専門家からは「ビットコイン価格の4万ドル超えは近い」との意見が以前から多数出ており、仮想通貨サービス企業「Matrixport」は11月23日のレポートで『BTCは2023年12月に90%の確率で4万ドルを超える』と予想、著名アナリストのPlanB氏もBTC価格上昇を示唆していました。
また、仮想通貨アナリストのミカエル・ヴァン・デ・ポッペ氏は11月29日の投稿で「BTCの安値が切り上がっていること」を指摘して『ビットコインでブレイクアウト(高値の上抜け)が起こる可能性は非常に高い』と述べていました。
同氏は29日の投稿で『ETF承認前&半減期前にビットコインが45,000ドル〜50,000ドル(約666万円〜740万円)になる可能性は高いかもしれない』とも予想しています。
また、ビットコインの長期的な価格予想では『次の強気サイクルでBTC価格は15万ドル(約2,200万円)付近まで上昇する』との予想が複数の専門家から数多く語られています。
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価格上昇の主な要因について
ビットコイン価格上昇の理由として多く挙げられているのは「ビットコイン現物ETF承認への期待感・半減期の到来に対する期待感・法定通貨としての採用拡大」などで、2024年も大幅な価格上昇が続くと予想する意見が多数出ています。
現物ETFに関しては「実際に承認された際には事実売りで下落する可能性がある」との意見も出ていますが、米国の仮想通貨ヘッジファンド「Pantera Capital」は『ETFは主要な資産クラスになるための非常に重要なステップである』と述べており、『噂で買って、事実でも買え』ともコメントしています。
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過去最高値更新はいつ頃?
ビットコインの過去最高値更新時期については、2018年のビットコイン価格暴落を予想したことなどで知られる著名投資家のピーター・ブラント氏が10月末に予想を語っています。
同氏はこの時に「ビットコインは2022年11月時点で既に底打ちしている」との見解を示していましたが、BTCの過去最高値更新時期については「2024年第3四半期まで新たな最高値は来ない」とコメントしています。
なお、同氏は「過去最高値更新までの間は価格の乱高下が続く」とも予想しており、「私が最も信頼しているビットコインチャートは”週次の練行足チャート”である」とも語っています。
ブラント氏が語った内容はこちら
ビットコインの価格予想は様々で、近日中の過去最高値更新を予想する意見も複数でているため、年内のさらなる価格上昇にも期待が高まっています。
また、ビットコイン以外の主要なアルトコインでも価格上昇の傾向が見られているため、各種アルトコインの動向にも注目です。
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