ジャスミー:JasmyCoin(JMY)も活用する「医療関連の新プロジェクト」発表

ゲノム情報を用いたオーダーメイド医療を推進

ジャスミー、ノバセラム、バイオメディカ・ソリューション(BMS)の3社は2023年11月27日に、ゲノム情報を用いたオーダーメイド医療を推進するプロジェクト「My Genome Guard推進プロジェクト(仮称)」を立ち上げたことを発表しました。

このプロジェクトはゲノム情報を用いたオーダーメイド医療の進化を目指すもので、プロジェクト内ではジャスミーのブロックチェーン技術や暗号資産であるジャスミーコイン(JasmyCoin/JMY)も活用されると報告されています。

具体的には、ノバセラムが開発したがん細胞で起こる遺伝子変異を特定してがん治療を行う「CTCネオアンチゲン樹状細胞療法」の治療技術の発展に向けた取り組みが実施される予定で、ジャスミーのブロックチェーン技術を活用した個人情報管理・利用システム「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」も利用されると説明されています。

ゲノム情報を用いた治療の問題・課題を解決

ジャスミーは、ここ最近ではゲノム解析技術の発展によって”各個人のゲノム情報を用いたオーダーメイド医療の活用”が様々な医療分野で望まれているが、そのような治療法の発展・確立には問題や課題が残されていると指摘しています。

公式発表によると、ゲノム情報を用いたオーダーメイドの治療法を発展・確立させていくためには、多くの人からゲノム情報の提供を受けて、その人の健康に関する経過観察を行う必要があるとのことで、コスト面での負担も企業や機関にとっての課題になっているとのことです。

今回発足したプロジェクトはそのような課題や問題の解決を目指すもので、「ゲノム情報の提供者にもメリットがある方法を提供し、安心安全に個々の健康情報を保管トレースできる仕組みを確立することが急務と考え、本プロジェクトを設立した」と説明されています。

新プロジェクトの概要

今回発表されたMy Genome Guard推進プロジェクト(仮称)では、早ければ2023年内にも100名程度のプロジェクト参加者募集を開始して、2024年前半にはプロジェクトを開始させる予定だと報告されています。

個々のゲノム解析結果は、Jasmy Personal Data Locker(PDL)をさらに強化して本人と特定の医療従事者等の関係者の許諾がなければ閲覧できないようにした「スーパーPDL(仮称)」で安全に保管される仕組みで、個人が特定されることなく正しくゲノム情報が活用されるようにすると説明されています。

また、もしも参加者が癌に罹患して、ノバセラムが開発したがん細胞で起こる遺伝子変異を特定してがん治療を行う「CTCネオアンチゲン樹状細胞療法」が必要となった場合には、BMS社が作製するネオアンチゲンペプチド合成(ワクチン合成)を無償で受けることができ、さらにその為の支援を行う仕組みをジャスミーが発行する暗号資産ジャスミーコイン(JMY)を使って提供するとも説明されています。

My Genome Guard推進プロジェクト(仮称)の概要については以下のような説明がなされています。

  1. ノバセラムが提携する医療機関を通じてプロジェクト参加者に遺伝子検査サービスを有償で提供し、ゲノム解析を実施した上、解析結果に基づいた医療情報などを医療機関から説明。
  2. 参加者のゲノム情報や健康に関する機微情報は「本人と特定の医療従事者などの関係者の許諾がなければ閲覧できない仕組み」で安全に保管し、自分のゲノム情報が個人を特定されることなく正しく活用されることを実現するとともに、その利用履歴が安全にトレースできることを可能する。
  3. プロジェクト参加者には、PDL内にブロックチェーン技術を利用した権利証を発行することで、プロジェクトで提供される特典や体験の所有権を保証する。
  4. 参加者のゲノム情報は、本人の許諾を得た上で一定期間ノバセラム以外の機関にも提供され、より広いゲノム医療の発展に寄与することを目指す。
  5. プロジェクト期間終了後、期間中に提供された以下の情報に対して、情報提供料として一定額のジャスミーコイン(JMY)を支給する。
    • 研究開発用の細胞情報提供(第三者企業・機関を含む)
    • 健康・医療に関するアンケートや関連グッズの紹介(第三者企業・機関を含む)
    • 3.ジャスミーが提供するサービスの紹介等
  6. プロジェクト参加者がプロジェクト期間中に癌に罹患し、プロジェクトが規定する「CTCネオアンチゲン樹状細胞療法」を受ける条件を満たした場合には、BMS社が作製するネオアンチゲンペプチド合成(ワクチン合成)を無償で受けることが可能。加えて、ジャスミー研究支援見舞金(MAP)として、参加費の一部に相当するジャスミーコイン(JMY)を保証金として保管し、見舞金の対象者に公正に支給。

なお、プロジェクトの参加費用・情報提供料・研究支援見舞金などの金額や、プロジェクトの実施期間・参加申込方法などの詳細については、12月の参加者募集開始時にウェブ等でお知らせすると説明されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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