ビットコインの歴史上で過去最高額「4億6,800万円相当の取引手数料」支払い

米ドル換算の取引手数料では過去最高額

2023年11月23日に行われたビットコイン(BTC)のオンチェーン取引で、ビットコインの歴史上過去最高のトランザクション手数料額となる313万ドル(約4億6,800万円)相当のBTCが支払われたことが明らかになりました。

今回の送金は「約139 BTC」を別のウォレットへと送金するオンチェーン取引でしたが、この送金では「約83 BTC」のトランザクション手数料が支払われているため、実際に対象ウォレットに届いたBTCの数量は「約55 BTC」となっています。

2023年11月23日に支払われた83 BTCの取引手数料(画像:mempool.space)2023年11月23日に支払われた83 BTCの取引手数料(画像:mempool.space

歴史上最も枚数が多かったのは「約291 BTC」

なお、ビットコインの歴史上で最も多い枚数のBTCがトランザクション手数料として支払われたケースは2016年4月26日の取引で、この時には「約291 BTC」が取引手数料として支払われています。

ただし、この時に支払われたBTCは当時の価格換算で129,602ドル(約1,900万円)に相当するため、米ドル換算した場合の取引手数料が最も高額なのは、今回支払われた313万ドル(約4億6,800万円)であると伝えられています。

2016年4月26日に支払われた291 BTCの取引手数料(画像:mempool.space)2016年4月26日に支払われた291 BTCの取引手数料(画像:mempool.space

高額の取引手数料が支払われた理由は?

今回の取引で高額の手数料が支払われた理由については「送金者が間違って高額な手数料を設定してしまった可能性がある」と言われていますが、その一方では「手数料の上乗せで取引を置き換えれるようにするRBFのノードポリシー」と「送金者の知識不足」も影響しているようだと伝えられています。

Xユーザーであるmononaut(@mononautical)氏は「今回の送金者はおそらくパニック状態になって、RBFで取引をキャンセルできると思ってしまったのだろう」と推測しています。

RBFの履歴では、最後の交換で手数料が20%増加して「12.54824636 BTC」の手数料が追加されているとのことで、送金者は取引をキャンセルするために料金を繰り返し変更した可能性があると伝えられています。

支払われた高額手数料はマイニング報酬に

今回支払われた巨額のトランザクション手数料は、ビットコインのトランザクションを処理する役割を担う「マイナー」への報酬として支払われており、マイニングプールの「Antpool」が今回ブロックのマイニングを行なったと報告されています。

BTCをオンチェーンで送金する際には、高額の手数料を支払うことによって素早く送金を処理してもらうことが可能ですが、一般的なBTCのトランザクション手数料は数千円程度であるため、今回支払われた手数料がいかに高額であるかがわかります。

ステーブルコイン発行会社の「Paxos」が間違って50万ドル以上の手数料を支払った場合には、取引を処理したマイニングプールの「F2Pool」が取引手数料の返還を行なったと報じられていましたが、今回の取引を処理した「Antpool」は今のところコメントを発表しておらず、送金者の詳細も不明であるため、今回支払われた巨額の手数料が返還されるかどうかは不明です。

仮想通貨の送金では「トランザクション手数料の設定ミスで高額の手数料を支払ってしまった」「アドレス入力ミスで送金相手を間違った」などいったミスが定期的に報告されているため、送金時には内容などをしっかりと確認することが重要です。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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