Cardano(ADA)のパートナーチェーン「Midnight」開発ネットをローンチ
Midnight「開発ネットのローンチ」を発表
カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを活用したサイドチェーン・パートナーチェーンである「Midnight」は2023年11月13日に、Midnightの開発ネットワークがローンチされたことを発表しました。
Midnight(ミッドナイト)は、ゼロ知識証明と呼ばれる技術を活用したデータ保護・プライバシー保護に焦点を当てたサイドチェーンプロジェクトであり、過去にはDUST(ダスト)と呼ばれる独自トークンも発表されています。
カルダノ開発企業である「Input Output」は今年9月に『Midnightが開発ネット上でまもなくローンチされる』ということを報告していましたが、今回は正式にMidnightのDevネットが公開されたことが報告されています。
1/5 Here’s the news you’ve all been waiting for – the #MidnightNetwork devnet is now LIVE.
We can’t wait to hear your feedback and see what the community will build on it. Let’s go! pic.twitter.com/4Wpcz1c0Ul
— Midnight (@MidnightNtwrk) November 13, 2023
皆さんお待ちかねのニュースです – Midnight Networkの開発ネットがローンチされました
皆様からの意見をお聞きし、それを基にしてコミュニティが何を構築していくのかが楽しみです!
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100名の初期開発者がアプリを開発&テスト
公式発表によると、今回は合計100人の開発者が初期リリース版の参加者として選ばれたとのことで、今後はこの100名の開発者がプライベートネットワーク上でデータ保護関連のアプリを開発&テストし、Midnightの機能改善を行なっていくと説明されています。
また、Midnightチームは今後「ライブウェビナー」や「Q&Aセッション」などのイベントを開催することも予定しているとのことで、『今後はより多くの開発者向けにアクセス機会が提供されるため、開発ネットに参加する機会も増えるだろう』ともコメントされています。
Midnightは、ユーザーデータを共有せずに取引を行うことができるデータ保護ブロックチェーンであり、開発者は個人データや商用データを保護する規制に準拠したアプリを迅速・簡単・安全に構築することができるようになっています。
このプロジェクトでは、プライバシーを保護するスマートコントラクトを簡単に作成できるツールが提供されるため、今後はカルダノのブロックチェーンを活用したプライバシー重視のアプリケーションが増加していく可能性があると期待されます。
なお、Input Outputは以前の発表で「ゼロ知識証明技術はデータ保護・相互運用性・スケーラビリティに応用できるブロックチェーンのための十徳ナイフである」と述べており、具体的な活用例として「機密性の高いスマートコントラクト・ID管理・安全な投票・スケーラビリティソリューション」などを挙げています。
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