暗号資産取引所Bitget「香港市場から撤退」ライセンス取得を断念

2023年12月13日に運営停止|香港市場から完全撤退

暗号資産取引所Bitget(ビットゲット)の香港部門である「BitgetX HK」は2023年11月13日に、香港における仮想資産取引プラットフォーム(VATP)のライセンス取得を断念し、香港市場から撤退することを発表しました。

BitgetX HKは2023年4月に設立された香港市場向けの暗号資産取引所であり、BTCETHなどの暗号資産現物取引サービスを提供していました。

同社は市場の動向などを考慮した上で「香港でVATPライセンスを申請しないこと」を決定したとのことで、BitgetXの公式サイトは2023年12月13日に運営を停止し、香港市場から永久に撤退すると説明されています。

今回の発表では「すべてのユーザーは2023年12月13日までにBitgetXから仮想通貨を引き出す必要がある」との説明もなされており、「この日を過ぎると公式サイトにアクセスできなくなる」と注意喚起がなされています。

また「暗号資産の現物取引サービス」や「新規登録受付」も2023年11月13日時点で終了、現在は出金のみが可能になっているとのことです。

香港市場に進出する仮想通貨関連企業は増えており、今年8月には暗号資産取引所「HashKey Exchange」が個人向け取引プラットフォームとしてのライセンスを取得、先月はBINANCEが「HKVAEX」と呼ばれる取引所を通じて香港でライセンス申請する可能性があることも報じられています。

BitgetX HKは今回の発表でサービス終了を正式に発表していますが、暗号資産取引所「BKEX」では公式発表なしで公式サイトにアクセスできなくなる状態が続いているため、海外取引所を利用している場合はそのような問題や公式発表にも注意が必要です。

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BitgetX発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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