【NFT×音楽】Sound Desert(サウンドデザート)の魅力や創設したきっかけをファウンダーのBAKUさんにインタビュー
今回は、Sound Desertのファウンダーである、BAKUさん(@BakuOnNft)にインタビューを行いました。
「Sound Desertってどんなプロジェクトなの?」
「Sound Desertを創設したきっかけは?」
「Sound Desertはどんな実績があるの?」
などの疑問にお答えいただき、Sound Desertの魅力をお伝えしていきます。
音楽好き、NFT好きの方はぜひ最後までご覧ください!
音楽NFTプラットフォーム「Sound Desert」とは
「Sound Desert(サウンドデザート)」は、音楽NFTプラットフォームです。音楽アーティストやクリエイターのプロデュース、NFT楽曲の制作支援・マーケティング支援、アーティスト間のマッチングなどをサポートしています。
NFTを駆使した音楽作品の展開をアーティストと一緒に模索します。サービス利用者に対しては音楽NFTの販売、再生/コレクション環境、 NFTに付随したユーティリティの提供を行っています。
利用料金:基本無料(※対応する音楽NFTを個別に購入する必要があります)
・推奨OS:Windows 10、Mac OS X 10.11以降
・推奨ブラウザ:Google Chrome 最新版 / Brave 最新版
・対応ウォレット:MetaMask
・決済手段:メタマスク接続によるETH決済
Q.Sound Desertはどんなプロジェクトですか?
Sound Desertは、ミュージックプレイヤーのように再生できる音楽コンテンツに特化したNFTマーケットプレイスです 。音楽をデジタルコンテンツとして購入したり、コレクションしたりできます。
例えば、ライブに来た人に特典を配布したとすると、そのお客さんがどれだけそのアーティストに貢献したかをSound Desertでは確認することができます。
ただ音楽をミュージックプレイヤーとして楽しむだけじゃなくて、アーティストのマネタイズ活動を支援するような、そういった機能を乗っけています。
また、NFTを買った人にギフトとしてお手紙を送る機能だったりとか、リアルイベントだけじゃなくて 、今後ライブ配信イベントで、NFTを配るとかそういった機能にも対応していこうと思っています。そのアーティストやミュージシャン、Vtuber 、Vライバーみたいな人のためになるようなサービスを目指しています。
Q.Sound Desertを創設したきっかけを教えてください
NFTは、元々アートの文脈で流行っていたかと思います。
アート文脈でちょっと飽和しつつあるNFTだったり、投機・投資目線で買われていて、推し活やファンビジネスとして成立していないんじゃないかと思っていたんです。
そのまま仮にこのWeb3、NFTの技術が発展したとしても、子供たちとか一般の人々に、浸透するようなものにならないんじゃないかなという課題感がけっこう前からありました。
音楽だったら、かつてのレコードとかCDが世界中で流通した、そういう背景とか歴史があります。でも今は、どんどんデジタルに時代が移行していっているので「モノ」で音楽を集めなくても、デジタルで音楽を集めるみたいな世界があってもいいんじゃないかと思いました。
あとは、Vtuberとかライバーさんやタレントが、デジタルで今後活動する中でそういった人を応援した証を、ファーストシングルを買ったみたいな感じで残していける、Sound Desertはそういった特性を持ってると思います。
CD1枚の価格って大体1,000円くらいなんですよね。結構リーズナブルで、1年前のNFTのイメージよりは、はるかに安い金額で提供できると思います。
また、一般に浸透する価格感で提供できるみたいなことを考えて、これだったらいろんな人に使ってもらえる、子供たちにも普及するんじゃないかなと思って、音楽を選択したっていうのが背景にあります。
パートナーシップを締結してやりたいこと
Q.「Hibiki Run」とこれからの展開を教えてください
Sound Desertは、国内の音楽とか国内のものづくりに特化してるので、それを私たちの方で海外に届けるとか、海外にマーケティングする体制がまだ弱いのが現状です。
一方でHibiki Runさんは、グローバルに活動しているので、Sound Desertで掲載したいと言ってくれたアーティストに対して、活躍の場をHibiki Runさんと連携することで、提供することができるんですよね。
Sound Desertを選んでくれたアーティストのために、活躍の場を広げるためにもHibiki Runさんとの連携 っていうのを見据えてたりします 。
Q.「のなめぷろだくしょん」とこれからの展開を教えてください
のなめぷろだくしょんさんに限らず、Vtuberの皆さんは音楽をファンに届けるっていう観点で、非常に親和性があるというか、そのVtuberがアイドルスターになっていく過程っていうのはファンの人はより求めています。
そういった方々に音楽を提供して、デジタルコンテンツで引っ張っていく活動には、Sound Desertとしてもその意義があると思います。
NFTのことを分からないVtuberさん、そしてNFTのことが分からないファンの皆さんに販売して、実際けっこう売れてるという実績があります。これって「マスアダプション」のヒントだなと思いました。
今はそのグッズにNFTを付ける形で展開してるんですけど、作った音楽NFTはすごく評価されていて、所有してもらうことに価値を感じて頂いてると思います。でそういった活動を、のなめぷろだくしょんさんの皆さんと継続したり、他の方と継続したりしていくことで、NFTのファンを喜ばせる活用事例をどんどん作っていって、NFTの普及を目指していきたいです。
Q.これまでの反響や実績で印象的なものはありますか?
サービスをリリースして約半年で、販売合計額が3,000万円になりましたね。 あとは、事前登録者数が3,000人を超えたこともあります。
他には、Vtuberさんと連携して曲が数百枚売れる実績をいくつか実現できたので、まぁそういったところが実績として強いかなと思います。
また、数万人来場する音楽フェス MONSTER baSH(モンスターバッシュ) や阿蘇ロックフェスティバルで、Sound Desertを利用していただいたのが印象的です。
Q.現時点で苦労されていることはありますか?
Sound Desertは、アーティストのためのプラットフォームなんですけど、一人ひとり手作りで、一緒に曲を作ろうっていうスタンスで進めています。
今はその一人ひとりに寄り添ったサービス提供になっていますが、プラットフォーム事業としては、それだと中々スケールさせることができないんです。
なので、もっとより多くのミュージシャンやライバーさんとかタレントさんに使ってもらえるために、機能面をもっとリッチに拡張していかないといけないっていうのが、今の課題かなと思っています。
NFT業界の将来性やSound Desertの今後の展開について
Q.昨今のNFT業界やNFTの将来についてどのように捉えていますか?
昨今のNFT業界のことにはすごく関心がありますし、NFTの未来を見据えて集まったコミュニティの熱量には興味があります。ですが、まだまだ市場が小さいのも事実ですので、そこは課題だと思います。
一方で、コンテンツ業界やアニメ業界もそうだし、グッズとか漫画とか大きい市場のファンがNFTを楽しむような世界観を作っていって、そこと融合していくような発表をするんじゃないかなと思っています。
Q.Sound Desertの今後の目標はなんですか?
NFTを活用して、ミュージシャンやタレントさんが、ものづくりで食べていけるような世界を作りたいと思っています。そして、NFTでマネタイズしつつ、世界に誇れるようなクオリティの高いコンテンツをどんどん作って、世界にチャレンジしていきたいと思っています。
最後に読者に伝えたいことをお願いします
アーティストやVtuberの皆さん 、そしてタレントの皆さんとクオリティの高い楽曲を作っていきます。 また、ファンのための楽曲をこれからもたくさん作っていきます。
Sound Desertのトップページに来ていただいたら、いろんな音楽作品に触れることができます。ぜひ一度ジャケ買い感覚というか、このアートワークいいなと思った曲をパッと見でもいいので、ぜひ再生ボタンをポチッと押していただけるとありがたいです。
参照元:NFT Media