BlackRockのビットコイン現物ETF「承認・上場」は近い?DTCCのリストに掲載

「$IBTC」のティッカーでDTCCに掲載

BlackRock(ブラックロック)ビットコイン現物ETFが、証券取引の決済機関である米証券保管振替機関(DTCC)に掲載されたことが明らかになりました。

米証券保管振替機関(DTCC)は、証券取引の清算・決済を担当する米証券市場の重要な機関であるため、ブラックロックのビットコイン現物ETFがDTCCに掲載されたことによって「ビットコイン現物ETFの承認が間近に迫っている可能性がある」と期待が高まっています。

ブラックロックは「iShares Bitcoin Trust」と呼ばれるビットコイン現物ETFを申請していますが、ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏によると、ブラックロックのビットコイン現物ETFは「$IBTC」というティッカーでDTCCに掲載されたと報告されています。

iShares Bitcoin TrustがDTCC(Depository Trust & Clearing Corporation|NASDAQの取引を決済する)に掲載されました。ティッカーは「$IBTC」となります。これはETFを市場に投入するプロセスの一環です。

ブラックロックのビットコイン現物ETFはまだ審査中の段階であるものの、ビットコインETFのティッカーがDTCCに掲載されるのは今回が初であり、今回の掲載は「ビットコイン現物ETFの承認・上場が間近に迫っている合図である可能性がある」と報告されています。

今月中にシード調達の可能性

また、金融弁護士であるScott Johnsson氏は2023年10月24日に、ブラックロックのビットコイン現物ETFに関する修正内容で気になった点について指摘し、「ブラックロックは今月中にシード調達するかもしれない」と述べています。

ETFのシード調達とは、ETFの運用を開始するために必要な最初の資金を調達することであり、今回のケースではビットコインを購入することになるため、このニュースにも注目が集まっています。

最新のiShares(Blackrock)S-1修正案で2つの点が私の目に留まりました。

– ローンチに備えてCUSIPを取得
– 彼らは今月中に現金でシード調達することを検討しているかもしれません(私が思っていたよりも早いですが、何もないかもしれません)

ビットコイン現物ETFはすでに複数申請されていますが、ブラックロックの申請が承認された場合には、他の申請も承認される可能性があるため、今後の動向や正式発表には注目が集まっています。

ビットコイン価格は35,000ドルまで上昇

ビットコイン(BTC)の価格は、2023年10月23日頃まで3万ドル付近で推移していたものの、今回のニュースを受けて急騰しており、記事執筆時点では35,000ドル(約523万円)付近まで上昇しています。

2023年9月6日〜2023年10月24日 BTC/USDの3時間足チャート(画像:TradingView)2023年9月6日〜2023年10月24日 BTC/USDの3時間足チャート(画像:TradingView)

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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