OASYXとは?OasysのNFTプロジェクトの特徴や将来性を解説

OASYX(オアシックス)は、2022年12月8日に発表されたゲーム性のあるNFTプロジェクトです。
「ゲーマーのためのNFTプロジェクト」をテーマにしており、NFTの発売前から、ゲームやメタバースへの進出を計画しています。
また、セガやバンダイナムコといった大手ゲーム企業に関わる有名クリエイターが開発に参加。
これらの事実から、OASYXはブロックチェーンゲームのプレイヤーを中心に大きな注目を集めています。

本記事では、OASYXの特徴と今後の展望について詳しく解説します。
OASYXに関心のある方や、ブロックチェーンゲームがお好きな方はぜひ最後までご覧ください。

OASYXとは?概要と基本情報

この項では、OASYXの概要や、使用しているブロックチェーンについてわかりやすく説明します。

日本発のNFTプロジェクト

OASYXは、ブロックチェーンゲーム開発企業「double jump.tokyo株式会社」が運営するNFTプロジェクトです。
シンガポールに拠点を置きますが、代表の松原 氏をはじめ、多くの日本人が運営に携わっています。

これまでに、「My Crypto Heroes」や「BRAVE FRONTIER HEROES」といったブロックチェーンゲームの開発を行ってきました。

また、OASYXはいくつかのシリーズに分けてコレクションを展開しています。
シリーズごとにレジェンドゲームクリエイターを監修として起用し、独自の世界観やゲーム性の提供を目指しています。
詳しい内容は後述しますが、これまでにバンダイナムコやセガで人気ゲームタイトルを生み出してきた有名ゲームクリエイターが監修を担当しています。

ゲームに特化したブロックチェーンを活用

OASYXは、Oasys(オアシス)というブロックチェーン上で展開されるNFTプロジェクトです。
OASYXの強みは、このOasysの特徴に由来する部分が多いといえます。

Oasysは、「Blockchain for The Games」をコンセプトに据えて開発された、ゲーム特化型のブロックチェーンプラットフォームです。
そのOasysがゲームに特化する理由として、以下の3点があげられます。

  • プレイヤーにはガス代の負担がない
  • 取引速度がモバイルゲーム並みの早さを誇る
  • ネットワークに安定性がある

従来のブロックチェーンゲームでは、取引ごとに発生する手数料(ガス代)が、ユーザーの大きな参入障壁となっていました。
その点、Oasysは独自の設計により、ゲームのプレイ時に発生する手数料をすべてゲームの開発元が請け負う仕組みになっています。

OASYXでは、Oasys上で展開されるゲームやメタバースとの連動を予定しており、実装されれば、より手軽にブロックチェーンゲームを楽しめるようになるでしょう。

OASYXのNFTプロジェクトの特徴

OASYXの特徴は、次の2点です。

  • 用途が多岐にわたるNFT
  • Oasysトークンとの連動企画を実施

順番に解説します。

用途が多岐にわたるNFT

OASYXでは、ゲームに関わるさまざまな機能の実装を設計・予定しています。

現在、OASYXでは、PFP(プロフィールピクチャー)としての活用が可能です。
自身が保有するOASYXの画像を、SNSやOasysのプロフィールアイコンに設定できます。
OASYXのNFTは、デザインがすべて異なるので、自分だけのお気に入り画像を設定して、ほかのユーザーに自慢しましょう。

今後実装を予定している機能として、メタバースアバターへの活用があげられます。
Oasysではメタバースの構築を計画しており、OASYXのホルダーには、NFTのデザインに応じたアバターが提供される予定です。

また、ゲーム内での利用も想定されています。
OASYXは、すでにOasys内のいくつかのゲームタイトルとパートナーシップを締結しています。
NFTのキャラクターが、それらのゲームに登場する可能性は十分に考えられるでしょう。

また、シリーズごとにテーマが変わるので、その都度で異なるゲーム性が提供されるかもしれません。
OASYXの第2シリーズとしてリリースされた「龍造(RYUZO)」には、AIを組み込んだ育成ゲームが付随されました。
今後リリースされるシリーズでは、また違う楽しみ方ができるかもしれませんね。

Oasysトークンとの連動企画を実施

OASYXは、Oasysの独自トークン「OASトークン」との連動が予定されています。
トークンが連動すると、ゲームを楽しみながら暗号資産を稼げる「Play to Earn(P2E)」としての機能が得られます。

P2Eは、ゲームプレイに対し、成績に応じた報酬として暗号資産が付与される仕組みを持つゲームを指します。
その暗号資産は、ゲーム内アイテムの購入に使えるのはもちろんですが、法定通貨への換金も可能です。
すでにP2Eによって生計を立てるプロプレイヤーも登場しているようです。

OASYXにOASトークンが連動すれば、それを仕事にするプロが登場するかもしれません。

バンダイナムコも参加するシリーズ化の展望

OASYXの大きな特徴として、シリーズごとに異なる有名ゲームクリエイターが世界観を監修する点があげられます。
この項では、これまでにリリースされたシリーズの特徴と、担当したゲームクリエイターを紹介します。

今後も新シリーズの開発が予定されているので、目が離せません!

シリーズ第1弾はバーチャファイターの生みの親が監修

OASYXの第1弾は、人気格闘ゲーム「バーチャファイターシリーズ」の開発を担当した鈴木裕氏が監修を務めました。

ゲーム開発の有名企業「セガ」に所属し、多くの有名ゲームを世に輩出してきたレジェンドゲームクリエイターです。
日本のビデオゲームの先駆者として、業界内での技術と文化の活性化に大きく貢献しました。

OASYXの第1弾では、鈴木氏の代表作「バーチャファイター」とのコラボを実施しています。
結城 晶やパイ・チェンなど、全11体の人気キャラクターがNFTのデザインとして導入されました。
根強い人気を誇るゲームタイトルとのコラボだけあり、ファンにはたまらないNFTといえます。

シリーズ第2弾はバンダイナムコ研究所の元代表者が担当

OASYX第2弾を担当したのは、バンダイナムコ研究所の設立に携わったゲームクリエイターの中谷 始氏です。

中谷氏はナムコに入社して以来、鉄拳やソウルキャリバー、太鼓の達人など、多くの人気タイトルの開発に携わってきました。
また、Oasysブロックチェーン開発の発起人の一人としても、名を連ねる人物です。

中谷氏が担当したOASYXシリーズ第2弾「龍造(RYUZO)」は、AI技術を用いた育成型のNFTプロジェクトです。
NFTは「MARYU」と呼ばれる卵の状態で配布され、特定の手順を踏むことで龍へと孵化します。
ホルダーは生まれてきた龍に食事を与えたり、なでたりして、世界に1体だけの自分の龍を育て上げます。

バンダイナムコ研究所がかねてより研究してきたAI生命体を、OASYXとのコラボで実現を果たしました。

参照元:NFT Media

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です