BINANCE「英国の新たな広告規制」に対応|一部サービスで利用制限

英国居住者向けの新ドメイン立ち上げ

暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)は2023年10月6日に、英国の新しい金融プロモーション規制制度に準拠した「英国居住者向けの新ドメイン」を立ち上げたことを発表しました。

今回の対応は英国の新しい広告規制に準拠するためのものであり、仮想通貨のマーケティング資料やコミュニケーション資料を承認する権限を与えられた企業である「Rebuildingsociety.com」と提携していると説明されています。

この提携と新ドメインによって、BINANCEは今後も規制に準拠した形で英国居住者向けにサービスを提供し続けることができるとのことで、英国ユーザーは「www.binance.com/en-GB」のサイトにリダイレクトされる仕様になっていると報告されています。

個人ユーザーには一部サービスの利用制限

新しい英国居住者向けページでは、英規制の範囲内で提供できるサービスのみが表示される仕組みで「利用できるサービス」と「利用できなくなるサービス」としては以下のようなものが挙げられています。

【英国で利用できるサービス】

  • 法定通貨と暗号資産の入出金
  • 現物取引
  • 信用取引
  • コンバート(交換)
  • NFTマーケットプレイス
  • Binance Pay
  • クリプトローン
  • ローンチパッド

【英国で利用できないサービス】

  • ギフトカード
  • アカデミー
  • リサーチ
  • フィード
  • 紹介ボーナス

なお、この変更は2023年10月8日から英国の個人ユーザーのみに適用されているとのことで、新しい金融プロモーション規制制度で免除されている特定の機関投資家や専門投資家などには影響を与えないと説明されています。

バイナンスは各国の規制に準拠してサービスを提供するための取り組みを続けており、最近では「バイナンスジャパン」のサービス提供が開始されている他、「ロシアからの完全撤退」も発表されています。

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BINANCE発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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