メルセデス・ベンツが新作NFT「Mercedes-Benz NXT Icons」を発表
メルセデス・ベンツは、NFTコレクションの第3弾「Mercedes-Benz NXT Icons」を発表しました。
メルセデス・ベンツから登場する「Mercedes-Benz NXT Icons」とは
新作コレクション「Mercedes-Benz NXT Icons」は、ラグジュアリーと進化を表現しており、メルセデス・ベンツの輝かしいデザインの歴史を紹介する「The Luxury Era(ラグジュアリーの時代)」の幕開けを告げるコレクションとして登場しました。
7つのチャプターが用意されているこのシリーズは、各Era(時代)において、約2,700点のコレクターズアイテムが登場し、シリーズを通して合計18,860点ものアイテムが登場します。加えて、各アイテムは、メルセデス・ベンツのアイコニックな6種類のモデルがデジタル技術を駆使して再現されています。再現されている車両は、以下の通りです。
・メルセデスAMG SL 63
・メルセデス・マイバッハ GLS 600
・メルセデス・ベンツ EQS 580
・メルセデス・ベンツ C 63 S Eパフォーマンス
・メルセデス・ベンツ G 500
・メルセデス・マイバッハ S 680
販売はリベート・ダッチオークション形式を採用
「Mercedes-Benz NXT Icons」は、リベート・ダッチオークションと呼ばれるオークション形式で販売されます。これは、競争によって価格が高騰する通常のオークションとは異なり、最初の価格が高く設定され、すべての商品が落札されるか、最低価格が設定されるまで、あらかじめ決められた時間をかけて徐々に価格が下がっていく形式のオークションです。すべてのバイヤーが最終的に同額を支払うことで、バイヤーはNFTを最良の価格で購入することができます。
メルセデス・ベンツによるWeb3関連プロジェクト
メルセデス・ベンツは2023年6月、デジタルアート集団のFingerprints DAO(フィンガープリンツ DAO)と、オランダ人アーティストであるハーム・ヴァン・デン・ドルペル氏と共同で、自動車をコンセプトにしたNFTコレクション「Maschine(マシーン)」をリリースしています。「Maschine」は1,000個で構成されており、各アートワークは、動くタイヤのオマージュを視覚的に表現しており、速度が変化して見えるようになっています。
加えて、同年8月にはトップカスタマー向けのイベントにてミントすることができるNFTコレクション「Mercedes-Benz NXT Eternities」を発表しました。「Mercedes-Benz NXT Eternities」のリリース時には、ミントに必要な暗号通貨ウォレットにWeb3関連スタートアップのyouba社が提供する、NFCチップが埋め込まれているカード型のハードウェアウォレットが採用されたことが話題となりました。
また、車内モニターにNFT表示機能を持つ車載アプリのパイロット版を発表しており、ユーザーは、アプリに暗号資産ウォレットを接続することで、所有するNFTを車内モニターに表示することができます。この新機能の搭載は、新型のメルセデス・ベンツEクラスで試験的に運用されます。
メルセデス・ベンツ NXT 公式サイト:https://nxt.mercedes-benz.com/imprint
メルセデス・ベンツ NXT X(旧Twitter):https://twitter.com/MercedesBenzNXT
自動車会社によるWeb3関連プロジェクト
自動車業界では、ポルシェやBMW、ランボルギーニなど多くの自動車会社がNFTプロジェクトを発表しています。自動車会社におけるNFTの活用事例は、以下の記事をご覧ください。
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参考:https://nftnewstoday.com/2023/09/04/mercedes-nxt-icons-gear-up-for-launch/
参照元:NFT Media