【NFT×エアライン】航空業界におけるNFT活用事例4選

様々な業界でNFTの活用が進んでいる中、航空業界でもいくつかの活用事例が出てきています。

NFTは唯一無二の価値や性質を証明する技術のため、会員証や証明書、チケットなどに活用できると言われています。

航空業界にNFTを掛け合わせることで、今までには無い価値の提供や航空業界全体の発展に大きく貢献する可能性が高いです。

本記事では、航空業界におけるNFT活用事例を紹介していきます。

航空業界におけるNFT活用事例4選

JAL(日本航空)

引用:日本航空株式会社

HP:https://www.jal.com/index.html
運営会社:日本航空株式会社
リリース時期:2023年7月29日
販売場所:LINE NFT

JAL(日本航空)は日本の代表的な航空会社で、安全性と高いサービスレベルが世界中で高く評価されています。「日本らしさ」に重点を置き、和風のデザインや「おもてなし」の精神をブランディングに活用しています。

JALは2023年の2月からNFT事業に取り組んでおり、今回の「JAL TODOFUKEN NFT コレクション」は2度目のNFTリリースとなります。

JAL TODOFUKEN NFT コレクションは、国内線の機内で配布し好評だった都道府県シールをモチーフに、デジタル上でのVIRTUAL FLIGHTをNFT化したものとなっています。販売プラットフォームはLINE NFTとなっているため、NFTや暗号資産に詳しくない人でも気軽に購入できるのも魅力です。

第一弾では、北海道、東京、大阪、福岡、沖縄の全5都市を各350個限定でNFTとして発売し、2023年8月31日時点で5種類すべてを保有しているとスペシャルNFTが貰えます。JALは引き続きNFTを活用した新しいユーザー体験の提供を目指しています。

 ANA(全日空)

引用:ANA GranWhale NFT MarketPlace

HP:https://www.anahd.co.jp/group/pr/202305/20230530.html
運営会社:ANA NEO株式会社、全日本空輸株式会社
リリース時期:2023年5月30日
販売場所:ANA GranWhale NFT MarketPlace

ANA(全日空)は日本を拠点とする航空会社で、JALと並ぶ国内最大手です。ANAは「Inspiration of Japan」をスローガンに、先進的な技術で知られています。また制服や機体のデザインはブルーを基調としており、「青い翼」は全日空を指す言葉として定着しています。

全日空では、航空会社初の独自NFTマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」をリリースしました。また、ANA NFTコレクションとしてNFTの販売をスタートしています。

NFT商品の第一弾として、航空写真家のルーク・オザワ氏のデジタル写真をNFT化し、全6種類・計6点を100,000で販売しました。第二弾は、ボーイング787初号機の特別塗装機と、幻となったデザインをNFT化して3Dモデルの飛行機として販売しました。

ANA GranWhale NFT MarketPlaceでは、クレジットカード決済に対応しているため、誰でも簡単にNFTを購入できるプラットフォームになっています。今後は、日本の特産品のNFT化などを視野に入れて事業を展開していきます。

エミレーツ航空

引用:エミレーツ航空

HP:https://www.emirates.com/jp/japanese/
運営会社:エミレーツ航空
リリース時期:リリース時期は未定
販売場所:未定

エミレーツ航空はドバイを拠点とする航空会社です。豪華なサービスと中東最大の広範な国際路線網で知られています。ブランディングは高級志向で、キャビンアテンダントの制服や「Hello Tomorrow」のスローガンが象徴的です。CMや広告も有名人を起用し、豪華な旅行体験をアピールしています。

そのエミレーツ航空は、数千万ドルの投資を通じて今後NFTやメタバースプロジェクトを進めていくと発表しました。ドバイ国際博覧会跡地にあるエミレーツ館をNFTやメタバースの開発や技術革新の中心地として再利用する予定となっています。

顧客や従業員のために、NFTを活用した新しいエキサイティングな体験を提供する予定です。初期のプロジェクトは既にスタートしており、数ヶ月以内のリリースが予定されています。

また、開発を促進するためにNFTやメタバースに精通した人材の採用にも力を入れています。

エティハド航空

引用:Etihad NFT  Twitter – Mission Impossible Livery tokens

HP:https://www.etihad.com/ja-jp/
運営会社:エティハド航空
リリース時期:2023年8月1日
販売場所:エティハド航空公式Discord

エティハド航空はアラブ首長国連邦のアブダビを拠点とする航空会社で、豪華なファーストクラスやビジネスクラスのシートで有名です。ブランディングは「豪華で革新的」がキーワードで、ダイヤモンドや真珠をあしらった制服や、豪華な機内サービスが話題になっています。

エティハド航空は、合計300個の「Mission Impossible Livery tokens(ミッション・インポッシブル・ライブリー・トークン)」をリリースしました。このNFTは、Polygonチェーンを採用しており、価格は0.156ETHです。現在のフロアプライスは、0.339ETHまで上昇しています。

ホルダーには以下のような特典が与えられます。
・エティハド航空のシルバー・ステータスの付与
・限定デジタルコミュニティへのアクセス権
・限定コレクションの購入権

デジタル上の特典だけでなく、空港での特別チェックインサービスなどの現実世界での特典が付いているのも大きな魅力です。

エティハド航空は、以前にもNFTをリリースしており、今後もNFTを活用した事業に取り組んでいく可能性があります。

参照元:NFT Media

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