パンケーキスワップ(CAKE)、コンセンシスのイーサL2「Linea」に展開

パンケーキスワップがLineaに展開

大手DEX(分散型取引所)パンケーキスワップ(PancakeSwap)の3つ目のバージョン「パンケーキスワップv3」が、イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2スケーリングソリューション「リネア(Linea)」上にローンチされた。パンケーキスワップが8月24日に発表している。

「リネア」はメタマスクなどを提供する米コンセンシス(Consensys)開発の暗号技術を利用した証明技術「ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)」を用いたイーサリアムレイヤー2ソリューション。7月11日にメインネットアルファ版のリリースを開始し、8月16日にはメインネットのローンチ完了を発表した。

パンケーキスワップは、これまでBNBチェーン、イーサリアムメインネット、アプトス(Aptos)、ポリゴンzkEVM(Polygon zkEVM)、zkシンクエラ(zkSync Era)およびアービトラムワン(Arbitrum One)上にローンチされており、「リネア」はパンケーキスワップが利用できる7つ目のメインネットとなった。

「リネア」でのパンケーキスワップの利用は、タスクのクリアにより記念NFTが獲得できる「トラバース・ザ・トレジャーアイランド(Traverse the Treasure Islands)」イベントの対象となるとのこと。同イベントは、web3クレデンシャルデータネットワーク「Galxe」にて開催されているとのことだ。

コンセンシスによると「Linea」は、既存のブロックチェーンで広く利用されているEVM(イーサリアムバーチャルマシン)互換チェーンと同等に利用可能とのこと。そのためweb3ウォレット「メタマスク」やスマートコントラクト開発者用ツール「トリュフ(Truffle)」、RPCの「インフラ(Infura)」などのEVM互換のブロックチェーンで広く利用されてきたサービスを変わらず利用できる。

「リネア」の現在のTVL(総預かり資産額)は約54.5億円(約3740万ドル)で、L2ネットワークとしては13番目に大きな市場を持っている(8/25 L2beat調べ)。 ・なおクロスチェーンブリッジのDeFi(分散型金融)プロジェクト「スターゲートファイナンス(Stargate Finance)」も8月22日に同ブロックチェーンのサポートを開始している。

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参考:パンケーキスワップブログ
デザイン:一本寿和
images:iStocks/SiberianArt・artacet

参照元:ニュース – あたらしい経済

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