Azuki Elementalsとは?NFTの特徴や価格・購入方法をわかりやすく解説
Azuki Elementalsは日本のアニメの影響を取り入れたデザインが人気のあるAzukiが公開した、NFTコレクションです。販売後15分という短期間で完売しており、NFTコレクション市場の中でも屈指の人気プロジェクトであることがうかがえます。売上総額は約3,800万ドルでした。
コレクションは土・火・雷・水の4つのエレメントをモチーフにしており、2万枚発行されました。オリジナル(OG)Azukiのデザインに酷似していると批判の声が上がりましたが、運営側が今後の展開のなかで「差別化を図る」と発表することで、再び今後の進展に期待が高まっています。
Azuki Elementals所有者はオリジナルAzukiホルダー同様、専用コミュニティ「The Garden」に参加できるのも魅力です。
運営メンバーにはIT業界やアート業界で実績のある実力者が揃っており、多くの人から注目を浴びているNFTプロジェクトです。本記事では、Azuki Elementalsの特徴や価格推移、将来性、購入方法について解説します。
Azuki Elementalsとは
Azuki Elementalsは、世界的に人気の高いNFTプロジェクト「Azuki」がリリースしたNFTコレクションです。Azuki Elementalsの販売時期や価格、AzukiのSNSフォロワー数は次の通りです。
- 販売時期:2023年6月28日(日本時間)
- 販売個数:20000体
- 販売価格:2ETH~(ダッチオークション)
- 現在のフロア価格:0.6369ETH(2023年8月1日時点)
- Discordの参加者数:約9万人(Discord)
- X(旧Twitter)フォロワー数:35万5000人(https://twitter.com/Azuki)
Azuki ElementsはAzukiとBeanzのホルダーを対象に1万体のプレセールが行われました。販売後15分という短期間で完売したため、一般販売は実施されていません。売上額は約3,800万ドル(約54億円)で、人気を裏付ける結果となりました。
残りの1万体は、Azukiを運営するChiru Labsが主催したラスベガスでのイベント「Follow the Rabbit」の参加者に販売されました。
Azuki Elementalsの特徴
Azuki Elementalsの特徴は以下の3点です。
- 日本のアニメ調のデザイン
- 「The Garden」に参加できる
- 運営メンバーが実力派ぞろい
順番に解説していきます。
日本のアニメ調のデザイン
オリジナルNFTであるAzukiは日本のアニメとストリート・カルチャーを意識したおしゃれで個性的なデザインが特徴です。提灯や日本刀、和傘をはじめ日本の江戸時代を彷彿とさせるような様々なパーツデザインがあり、日本文化の影響を受けていて、影響の強さを前面に出したプロジェクトです。
Azuki Elementalsは土・火・雷・水の4つの要素のいずれかを持ったデザインではあるものの、オリジナルAzukiのデザインと酷似しています。そのため、「かっこいい」と称賛される一方、批判も出ています。
これについては、Azuki側が「オリジナルAzukiコレクションを見る時同様の感覚で捉えてもらえると思っていたが失敗した」という趣旨をSNSで発表しており、Elementalsコレクション作品を更新し、オリジナルと区別する計画があると語っています。
The Gardenに参加できる
Azuki ElementsのNFT購入者は、Azukiホルダー専用のコミュニティ「The Garden」に参加可能です。Azukiはコミュニティ主導でブランドの世界観を作り上げようと考えているため、コミュニティの存在を重要視しています。
The Gardenの最終的な目標はメタバースの構築です。2023年1月には、Azukiがオンライン都市「Hilumia」を公開しており、今後の成長が楽しみなメタバースコミュニティといえるでしょう。
運営メンバーが実力派ぞろい
AzukiはIT業界やアート業界で実績のある、複数名の実力派のメンバーが匿名で運営していて、元GoogleやFaceboookでの事業経験を持つエンジニア、人気ゲームOverwatchの元アートディレクターなど、高い専門スキルを持った人たちが集まっている旨が、公式サイトで明かされています。
その実力は多くの人に認められており、Xのフォロワー数は約35万5000人です。(2023年8月現在)
実力者の存在が、コレクターからの信頼に繋がっているのは間違いないでしょう。
Azuki Elementalsの価格推移
Azuki Elementalsはプレセールわずか15分で、10,000体を完売しました。売上額は約3,800万ドルにものぼり、根強い人気がうかがえる結果となりました。
しかし、デザインがオリジナルAzukiコレクションと酷似しており、これまでの作品の希少価値が下がることを懸念する声が上がり始めます。結果として、価格が急落することになりました。
こうした事態を受けて、6月30日、AzukiチームはDiscordを通じてコミュニティと交流し、システム全体の展望などについて話しました。この中で、Elementalsのアップグレードを可能にする方針を示しています。加えて、オフラインイベントや高品質の動画コンテンツの構築を計画している旨を明かしたため、コミュニティからの信頼は維持され、新たな展開に期待が高まっています。
Azuki Elementalsの将来性
Azuki Elementalsの将来性について見ていきましょう。
- オリジナルAzukiとの差別化
- アニメ制作の構想
順番に解説していきます。
オリジナルAzukiとの差別化
これまでに何度か言及していますが、Azuki Elementalsのイラストの中にはオリジナルAzukiと酷似しているものがあるため、NFTの希少性が下がるとされ、オリジナルAzuki・Azuki Elementals共に価格が下落してしまいました。しかし、その後、運営側は「オリジナルとの差別化を図る」と明言することで、価格は再び上昇に転じました。
こうした運営の素早い対応と、コミュニティに対する真摯な対話姿勢は高く評価されました。具体的な方向性はまだ打ち出されていませんが、これから、差別化を図ることで、Elementals独自の展開が予想されることが期待されています。
アニメ制作の構想
Azukiの創出者であるZagabond氏は、キャラクター世界を活かした短編アニメ―ションの制作を予定していることを明らかにしました。「アニメを見た後、アニメ内のNPCと対話ができることを想像してほしい」とも伝えており、今後の動きから目が離せません。
Azuki Elementalsの購入方法
Azuki Elementalsの購入方法は、以下手順のとおりです。
- 暗号資産取引所のアカウント作成
- 暗号資産取引所でイーサ(ETH)を購入
- 暗号資産ウォレット(MetaMaskなど)のアカウントを作成
- 暗号資産ウォレットへ、イーサ(ETH)を送金
- OpenSeaと暗号資産ウォレットを接続
- OpenSea内のAzuki Elementals公式ページより購入
本記事では、6番以降の手順を紹介いたします。
▼1~5までの詳しい手順はこちらから
https://nft-media.net/column/buy-at-opensea/13456/
1~5の作業が完了した方は、以下URLのOpenSeaのAzuki Elementals公式ページにてお好みのNFTを探してください。
▼OpenSeaのAzuki Elementals公式ページ
https://opensea.io/collection/azukielementals
お好きなNFTを見つけた方は、以下画像にある「Add to cart」のボタンを押して、購入完了です。
その他にも、購入方法は以下の3通りありますが、「Add to cart」をクリックし決済すると簡単にNFTを購入できます。
・Add to cart(カートに入れて決済する)
・オークション(最高値で希望した人が買える)
・オファー(保有者が誰に譲るか決める)
NFTを初めて購入する方は以下の記事も参考にしてください。
https://nft-media.net/column/how-to-buy-nft/30519/
Azuki Elementalsのまとめ
Azuki Elementalsは、人気アニメアート系NFT、Azukiが新たに公開したコレクションです。
Azukiは日本のアニメを彷彿とさせる個性的な絵柄で人気を集めており、Azuki Elementalsも人気が高く、15分のプレセールの間に1万点が完売しました。
Azukiは今後、アニメやメタバースなどの展開を予定しています。そこから公開された新NFTであるAzuki Elementalsも今後の動向から目が離せないNFTといえるでしょう。
Azuki Elementalsをはじめ、NFTにはさまざまな種類があります。NFTの仕組みや始め方について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
参照元:NFT Media