【月間海外NFTニュース】2023年7月|これだけは押さえたいニュース7選

本記事では、今月1ヶ月間の海外ニュースの中から、NFT Media編集者が話題のニュースを厳選し、まとめて紹介しています。
1週間ごとにもニュースを記事にまとめて紹介しているので、お手隙の際にぜひご覧ください。

Azuki(アズキ)の新たなNFTコレクション「Azuki Elementals」が15分で完売、約54億円の売上を達成

引用:Azuki Twitter


Azuki(アズキ)が公開した新しいNFTコレクション「Azuki Elementals」は、販売後わずか15分で完売し、約3,800万ドル(約54億円)の売上を達成しました。

Azuki Elementalsは、地、火、雷、水の4つのエレメントをモチーフにした20,000枚のNFTであり、2023年6月23日にラスベガスで開催されたAzukiのイベント「Follow the Rabbit(フォロー・ザ・ラビット)」にて発表されたコレクションです。

このコレクションは、プレセールが開始されてからわずか15分で完売したため、AzukiやBeanzのホルダーであるにもかかわらず新作コレクションを入手できない人が続出し、プレセールの時間の短さに不満の声が相次ぎました。加えて、コレクションのデザインに対して、「オリジナルのAzukiコレクションと似すぎている」という批判が集まっています。

一連の騒動の影響を受けてか、Azukiのフロア価格は、50%以上下落しています。Azukiは「みんなで作り上げる新しいブランド」であることを主張しており、コミュニティ主導でAzukiブランドを世界に広めていくことを目標としており、今回も、コミュニティの意見に耳を傾けながら対応策を進めています。

企業:Azuki
▼詳しくはこちらから
https://nft-media.net/nft-production/azuki-elementals-soldout/35114/

Dior(ディオール)、NFTが付属するメンズシューズ「B33スニーカー」を発表

引用:Dior b33 nft sneaker


世界的ラグジュアリーファッションブランドのDior(ディオール)が、NFTを含むメンズシューズの新シリーズ「B33スニーカー」を発表しました。

B33スニーカーはDiorの秋冬コレクションの一部であり、各アイテムはデジタルツインとして、イーサリアムのブロックチェーン上でミントされます。スニーカーのデザインは、ブランドのアイコン的デザイナーであるキム・ジョーンズ氏が担当しており、モヘア生地で包まれているのが特徴的です。

販売の詳細は以下のとおりです。
販売時期:2023年7月6日
販売個数:470足価格:各146,000円

Dior公式オンラインブティック(Dior.com)にて購入することができます。また、このスニーカーの購入者は、Dior Metaverse(ディオール・メタバース)やその他の限定サービスにアクセスすることができます。

Diorは今後、さらに6種類のB33スニーカーを発表する予定です。発表を予定しているバージョンには、スニーカーのソール部分にNFCチップが埋め込まれており、アイテム間の近距離無線通信が可能です。加えて、今回販売されるスニーカーの特典と同様に、これから発表予定のB33スニーカーの購入者にも、Dior Metaverseへのアクセス権が付与される予定です。

企業:Dior
▼詳しくはこちらから
https://nft-media.net/fashion/dior-b33-sneaker/35247/

Google Playが開発者向けポリシーを変更、NFTの活用を認可。

引用:Google Play


Google Play(グーグル・プレイ)は、開発者がアプリやゲームにNFTの取引機能を組み込めるように、ポリシーを変更したことを発表しました。

この発表は、開発者がユニークなユーザー体験を提供し、ブロックチェーン技術を活用できるようにすることを目的としています。

ポリシーの変更によって、開発者が従来のゲームを再構築し、ユーザー所有のコンテンツやNFTの報酬を通じてユーザーエンゲージメントが強化され、Web3エコシステムの拡大に繋がることが考えられています。Google Playのグループプロダクトマネージャーであるジョセフ・ミルズ氏は、今回の変更に伴い、ユーザーの信頼を維持し、透明性の確保が必要であることを強調しました。

Google Playのポリシー変更は、開発者の進化するニーズとWeb3技術への関心の高まりを支える姿勢を示しており、新たな可能性をもたらすことが期待されます。

企業:Google Play
▼詳しくはこちらから
https://nft-media.net/news/google-play-policy-update/35835/

エティハド航空が、NFTプロジェクト「Mission Impossible Livery tokens(ミッション・インポッシブル・ライブリー・トークン)」を発表

引用:Etihad NFT  Twitter – Mission Impossible Livery tokens


アラブ首長国連邦(UAE)の国営航空会社であるEtihad(エティハド)航空が、ブロックチェーン技術を活用して顧客体験とエンゲージメントを強化するための新たなNFTプロジェクト「Mission Impossible Livery tokens(ミッション・インポッシブル・ライブリー・トークン)」を発表しました。

エティハド航空によるMission Impossible Livery tokens(ミッション・インポッシブル・ライブリー・トークン)は、2023年8月1日にミントされる予定であり、チェーンはPolygon(ポリゴン)を採用しています。

価格は、各0.156ETH(約41,000円)です。トークンの発行数は合計300個であり、このNFTの保有者は、さまざまな限定特典や優待を受けることができます。

ミッション・インポッシブル・ライブリー・トークンのホルダー特典には、以下のものが含まれています。

  • エティハド航空のシルバー・ステータスの付与
  • 限定デジタルコミュニティへのアクセス権
  • 限定コレクションの購入権

企業:エティハド航空
▼詳しくはこちらから
https://nft-media.net/nft-production/etihad-mission-impossible-livery-tokens/36227/

Open AIのサム・アルトマン氏による暗号資産プロジェクト「Worldcoin(ワールドコイン)」が、正式にサービス開始へ

引用:Worldcoin Twitter


OpenAIのCEOであるサム・アルトマン氏が共同設立した暗号資産プロジェクトのWorldcoin(ワールドコイン)」が、正式にサービスを開始したことがわかりました。

ワールドコインは、「オーブ」と呼ばれるボーリング玉大のデバイスを使用して対面での虹彩スキャンを行い、認証の結果、本物の人間であることが確認されると、固有のWorld ID(ワールド ID)が生成される仕組みを設けています。このプロジェクトは、ベータ段階ですでに200万人のユーザーを獲得しており、2023年末までに20億人のユーザーを獲得することを目指しています。

今回の正式サービス開始により、オービングサービスを20カ国35都市に拡大するとしています。加えて、一部の国の新規ユーザーには、WLDが無料で配布されます。

また、ワールドコインの共同設立者であるアレックス・ブラニア氏は、ワールドコインを生成的AIがもたらす経済の変化に対応する潜在的なツールとして想定しています。そのため、ワールド IDは、ユニバーサル・ベーシック・インカムを効果的に実施するのに役立ち、支援が必要な人々に確実に所得が分配されるようシステム化されています。

企業:ワールドコイン
▼詳しくはこちらから
https://nft-media.net/news/worldcoin-sam-altman/36519/

マクドナルドのメタバース「McNuggets Land(マックナゲット・ランド)」がThe Sandboxに登場!

引用:The Sandbox McNuggets Land 


マクドナルド香港が、チキンマックナゲット40周年を記念して、ブロックチェーンゲームThe  Sandbox(ザ・サンドボックス)にて「McNuggets Land(マックナゲット・ランド)」をオープンしました。

「McNuggets Land(マックナゲット・ランド)」は、擬人化されたナゲットのキャラクターやディッピングソースにインスパイアされた装飾が施されており、プレイヤーは様々なクエストやチャレンジに挑戦し、活気あふれるチキンマックナゲッツの世界を探索することができます。このメタバースは、香港のユーザーのみならず、世界中のプレイヤーがアクセス可能です。期間は2023年8月28日までです。

また、マックナゲッツ・ランドでは、NFTの配布や独自トークン「SAND(サンド)」の報酬が用意されているほか、無料フードクーポンなどの香港在住のプレイヤー限定の特典もあります。

企業:マクドナルド香港
▼詳しくはこちらから
https://nft-media.net/game/mcnuggets-land-the-sandbox/36607/

デジタルファッションブランドのMNTGE(ミンテージ)が、NFCチップを埋め込んだジャケットと交換可能なNFT「パッチワーク」をリリース

引用:MNTGE Patchwork OpenSea


メタバースで着用できるヴィンテージファッションを取り扱うデジタルファッションブランドMNTGE(ミンテージ)が、最新NFTコレクション「Patchwork(パッチワーク)」を公開しました。

最新コレクション「パッチワーク」は7,500個限定のNFTコレクションであり、チェーンはイーサリアムを採用しています。2023年7月28日からパブリックセールが始まっており、販売価格は、各0.07ETH(約18,000円)です。

このNFTコレクションは、NFCチップを埋め込んだフィジカルジャケットと交換することができます。NFCチップを埋め込むことで、ユーザーはジャケットに携帯端末をタップすることで、パッチの真正性とブロックチェーンの所有権を確認することができます。

企業:MNTGE
▼詳しくはこちらから
https://nft-media.net/fashion/mntge-patchwork/36616/

参照元:NFT Media

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