クジラに続き、主要取引所でも「SHIB保有量」が増加|58億円相当の資金移動報告も
多くの上位取引所でSHIB保有量が増加
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のレイヤー2である「Shibarium」のローンチに期待が高まる中で、仮想通貨SHIBを取り扱っている大手暗号資産取引所のSHIB保有量が増加していることが明らかになりました。
仮想通貨分析企業「Santiment」が公開しているデータによると、SHIBを保有しているトップ取引所の多くはこの30日間でSHIB保有量を増加させているとのことで、具体的には「OKX・KuCoin・Gate・Kraken・Gemini・bitFlyer」などの取引所でSHIB保有量が増えているとされています。
最も多い約30.8兆SHIBを保有しているBINANCEの保有量は減少しているものの、BINANCEに続く保有量を誇る上位6位の取引所では、過去30日間で数百億〜数千億枚ほどSHIB保有量が増加しています。
(画像:Santiment)
取引所のSHIB保有量が増加している理由については明らかにされていないものの、最近では大量のSHIBを保有している「サメ」や「イルカ」と呼ばれる大口投資家がSHIB保有量を増やしていることも報告されていたため、これに続く”取引所のSHIB保有量増加”には注目が集まっています。
大口投資家のSHIB保有量も増加
クジラは「4.41兆SHIB」を移動
また、仮想通貨を大量保有するクジラの動きを追跡している「
Whale Alert」の報告では、2023年8月7日に約4,067万ドル(約58億円)に相当する「4.41兆枚のSHIB」が移動されたことも報告されています。
4,412,252,578,938 #SHIB (40,672,144 USD) transferred from unknown wallet to unknown wallethttps://t.co/zrqGNV5Jn9
— Whale Alert (@whale_alert) August 6, 2023
4,412,252,578,938 SHIB(40,672,144ドル相当)が不明なウォレットから不明なウォレットに転送されました。
このSHIB送金では1回の取引だけで4兆枚以上のSHIBが移動されたとのことで「これによってこのクジラはSHIB保有量の上位27位に躍り出た」との報道もなされています。
なお「WhaleStats」で公開されているデータによると、記事執筆時点で最も多くのSHIBを保有しているアドレスでは、約4.2億ドル(約600億円)に相当する「46,926,053,923,695 SHIB」が保有されているとのことです。
SHIBコミュニティでは2023年8月にリリースされる可能性が高いとされている「Shibarium」に期待が高まっていますが、最近では「全てのSHIB関連アプリケーションに”デジタルID”を統合する計画」なども明かされているため、今後の更なる発表や各種機能の向上にはさらに期待が高まっています。
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デジタルID統合でより便利に?