ゲーム大手SEGA、ブロックチェーンゲーム事業の開発を見直しか
ゲーム大手のSEGA(セガ)が、ブロックチェーン関連事業の開発を見直していることがわかりました。
▼ブロックチェーンについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
https://nft-media.net/column/blockchain/309/
ブロックチェーン技術の普及に対して慎重な姿勢を示すSEGA
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』や『バーチャファイター』などのタイトルで有名なSEGAは、コンテンツの評価を下げることを避けるため、ブロックチェーンゲームの開発計画を戦略的に中止することを発表しました。
SEGAに対して、多くの人が、ブロックチェーンやNFTが導入されるだろうと予想している状況でしたが、SEGAの共同最高執行責任者(COO)である内海州史氏によると、「ブロックチェーン関連技術を自社製品にすぐに取り入れることはない」とのことです。また、現在、「ブロックチェーン製品がゲーム業界で本当に普及するかどうか」を見極めていると述べており、慎重な姿勢を示しています。
これまでのSEGAのWeb3関連事業
SEGAは2021年12月に日本で「SEGA NFT」を商標登録しています。その後、2022年11月に開発スタジオDouble jump.tokyo(ダブル・ジャンプ・トウキョウ)株式会社と提携し、ブロックチェーンを利用したカードゲームの開発を開始しました。
ブロックチェーンはゲーム内アセットの所有権とピアツーピア取引を可能にすることで、ゲームに革命を起こす可能性があると考えられていますが、今回の事業撤退の発表によって、まだ誰もが納得しているわけではないことがうかがえます。
SEGA 公式サイト:https://www.sega.jp/
SEGA 公式Twitter:https://twitter.com/SEGA_OFFICIAL
Double jump.tokyo株式会社 公式サイト:https://www.doublejump.tokyo/
その他のブロックチェーン技術を活用したゲーム
ゲーム業界は、ブロックチェーン技術やNFTを活用した事例が多くあり、ゲーム内のNFTアイテムの高額落札の例もあります。また、「Play to Earn」などのゲームの登場により、ゲームで遊んで生計を立てている人もいます。
ゲーム業界におけるNFTの活用事例について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
https://nft-media.net/genre/game/game-2/357/
加えて、ゲームを使ったスポーツ競技であるeSport(イースポーツ)とNFTの連携も拡大しています。eSport業界の未来やNFTの活用事例について、以下の記事にまとめていますので、気になる方はぜひご覧ください。
https://nft-media.net/game/esports-nft/15191/
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参考記事:https://blockworks.co/news/sega-blockchain-gaming
参照元:NFT Media