PancakeSwapが「Google Cloud」と提携|分散型取引所の取引環境を改善

Google Cloudと共にトレーディング革命

分散型取引所(DEX)の「PancakeSwap」は2023年7月10日に、ユーザーがより快適な環境で暗号資産を取引できるようにするために「Google Cloud」と提携したことを発表しました。

今回の提携によって、PancakeSwapのユーザーは24時間365日いつでもどこでも安全に取引を行うことができるようになるとのことで、公式発表では『Google Cloudと共にトレーディング革命を起こす』とコメントされています。

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パンケーキスワップ(PancakeSwap/CAKE)は、自己管理型ウォレットを接続するだけで様々な暗号資産を簡単に相互交換できる分散型の取引所であり、「流動性提供で報酬を獲得できる機能」や「トークンのブリッジ機能」なども提供されています。

安全な取引環境・コスト削減・応答時間短縮などの利点

今回の提携の要点としては以下のような点が挙げられており、安全な取引環境・30%以上のコスト削減・応答時間の短縮などといった複数のメリットがもたらされることが報告されています。

  • 負荷分散によってユーザーがいつでもBNBエンドポイントに接続できるようにする
  • プラットフォームの完全な拡張性を実現して高トラフィックに対応できるようにする
  • トラフィックの急増を正確に予測して、コストを30%以上削減し、ピーク応答時間を62.5分の1に短縮する
  • 監査法人と協力して抜け穴がないことを確認する
  • Cloud Armor を利用して機密データをフィルタリングする

公式発表によると、BNBチェーンにおける大量のリクエストもダウンタイムなしで管理して99.99%稼働時間を維持することができるとのことで、トラフィック急増は90%以上を正確に予測できるとされています。

また、Google Cloudのフルマネージドサービスを使用すると、インフラストラクチャの問題への対処に費やす時間が短縮されるため、エンジニアは新機能の開発やユーザーエクスペリエンスの向上に時間を費やすことができるとも説明されています。

仮想通貨業界では中央集権型取引所の取締強化などの影響から、分散型取引所を利用するユーザーも増えてきているため、PancakeSwapのような大手DEXの取引環境が改善されれば、今後はDEXでの取引がさらに活発化する可能性があると予想されます。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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