Web3事業者向けの経理サポートツール「Aerial Web3 Accounting」提供開始:Aerial Partners

Web3事業者の経理業務をサポート

暗号資産の損益計算や確定申告に役立つサービスを展開している「Aerial Partners」は2023年7月10日に、Web3事業者向けの経理サポートツール「Aerial Web3 Accounting」の提供を開始しました。

Aerial Web3 Accounting(AWA)は、NFT関連事業者など暗号資産やデジタル資産を取り扱う事業者の経理業務をサポートするサービスであり、デジタル資産取引の原価・損益計算に加えて、暗号資産を取り扱う事業者特有の経理業務をサポートする機能が内包されています。

また、ウォレットアドレスの管理から仕訳データの作成までを自動で行う機能も搭載されているため、ブロックチェーンの仕組みが分からない方でも簡単に利用することができるようになっており、具体的な用途例としては以下のようなものが挙げられています。

  • 月次決算に当たり、取引一件毎に仕訳を記帳したい
  • 定型的な取引については、ウォレットアドレスを登録して仕訳の作成を自動化したい
  • アドレス毎の残高を通貨別に把握し、実際の残高と突合できるようにしたい
  • 移動平均法によるデジタルアセットの原価計算をしたい

(画像:Aerial Partners)(画像:Aerial Partners)

2021年以降はNFTなどのデジタル資産を扱う企業が急増していますが、その一方ではデジタル資産のデータ管理やレポーティングを正確かつ簡単に行う方法がないことによって、レポーティングや監査が必須である上場企業を中心にWeb3領域のイノベーションを阻害する大きな障害となっていました。

Aerial Web3 Accounting(AWA)はこのような障害を解消することを目指して開発されたツールとなっています。なお、同サービスは既にスタートアップや上場企業など複数者で導入・運用されているとのことで、導入実績などの公開も検討していると報告されています。

確定申告・損益計算サービスも提供

Aerial Partners(エアリアルパートナーズ)は、仮想通貨関連の様々なサービスを既に提供しており、確定申告サポートの「Guardian」、損益計算ツールの「Gtax」、金融事業者向けのデータ管理ソリューション「Aerial Data Management(ADM)」などが提供されています。

Gtaxは暗号資産取引で発生する損益の自動計算を行うことができるサービスで、国内外にある約70の取引所や暗号資産関連サービスに対応、年間取引件数100件までは無料で利用することが可能となっています。

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Aerial Partners発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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