AoPandaParty(あおぱんだパーティ)とは?NFTの特徴や購入方法を解説

AoPandaParty(あおぱんだパーティ)とは、2022年にリリースされた日本発のジェネラティブNFTコレクションです。

SNSで人気を博すキャラクター『あおぱんだ』をモチーフに、PFP(SNS等のアイコンで使用できる画像)として展開。『毎日がパーティ』を合言葉に、見ているだけで楽しくなりそうな、ぴょこぴょこ跳ねるオリジナリティあふれたキャラクターIPを提供しています。

本記事ではAoPandaPartyの特徴や現在の活動内容、将来性を解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

※IPとはIntellectual Property(インテレクチュアル プロパティ)の略称で「知的財産」のことを指します。

AoPandaParty(あおぱんだパーティ)とは?

AoPandaParty

AoPandaParty(以下、APP)はTikTokを中心に人気を集めるIP『あおぱんだ』のNFTコレクションです。

発売日は2022年10月30日。1体0.001ETHの価格で、10,000体がリリースされました。

テーマは『毎日がパーティ!』

さまざまな姿をして楽しんでいるあおぱんだをアイコンにして、日常を楽しく感じられるクリエイティブの提供を目指します。

APPのファウンダーは、自身がアニメーターでもあるAo Umino氏が務めます。AnimateCC(Adobeが提供するアニメーション制作ソフト)フリーアニメーターとして活動し、Adobe公認クリエイター としても選出を果たします。

テレビ・動画配信サービス向けのアニメ制作にも携わり、『すみっコぐらし』や『アグレッシブ烈子』等の人気作品にも参加しました。

公式ホームページ:https://nft.aopanda.ainy-llc.com/site/
TikTok:https://www.tiktok.com/@aopanda_ao
Twitter:https://twitter.com/APP_PANDAO
Discord:https://discord.gg/app-pandao

AoPandaParty(あおぱんだパーティ)の特徴

APPの特徴は以下の3点です。

  • TikTokでフォロワー81万人越えの人気キャラクター
  • 盗難防止機能を搭載したNFT
  • さまざまな企業とコラボを実施

順番に解説していきます。

TikTokでフォロワー81万人越えの人気キャラクター

APPのメインキャラクターである『あおぱんだ』はSNSを中心に人気を博しています。

特にTikTokが主戦場であり、フォロワーは81万人(2023年6月時点)を獲得。日本国内にとどまらず、諸外国からも多くのファンを得ています。

あおぱんだは2018年にAo Umino氏が考案し、活動を開始しました。

Ao Umino氏自身でオリジナルアニメを制作し、地道な発信活動を続けることで徐々に認知度を向上させてきました。

以降、厚生省や総務省など、行政と共同で映像作品も制作。さらにUFOキャッチャーの景品としてプライズ化を果たし、全国のゲームセンターに並びます。京セラドーム大阪や109シネマにてマナー動画に採用されるなど、活躍の幅を着実に広げています。

あおぱんだ作品のテーマは、『言葉の大切さ』を伝える事です。

動画コンテンツが一般化したことにより、荒れた言葉づかいを目にする機会が増えてしまいました。

そんな中、『間違った言葉を使うと相手を傷つけてしまう』『もっと言い伝え方があるんだよ』といった大人から子供に伝えたいメッセージを、あおぱんだを通して伝えています。

盗難防止機能を搭載したNFT

APPには、『ぱんだロック』という独自の盗難防止機能が実装されています。

実装の背景はAPPリリース前の2022年、NFTの盗難事例が多発し、さまざまなプロジェクトで被害報告が上がっていました。そういった事例を鑑みて、APPでは事前に盗難防止機能を独自で設計し、搭載するに至りました。

ぱんだロックには2つの防犯機能が搭載されています。

1つは『CAL』です。CALは『SetApprovalForAll』の悪用を防ぎます。

SetApprovalForAllとは、承認することで『ウォレット内のNFTを好きに操作する権限』を与えるプログラムです。本来はマーケットプレイス等での売買時に利用されるSetApprovalForAllですが、偽サイト等を用いて不正に承認させることで、ウォレット内のNFTを全て盗み取る手口が流行していました。

CALは実装することで、信頼できるサイトからのSetApprovalForAllしか許可を出せない様になります。

2つ目は、個々のTransfer(送信)を事前にロックする機能です。

APPが運営するサイト内で手続きを行うことで、保有するAPPをSBT(売買不能なトークン)に切り替えることができます。

なお、ロックの使用はホルダーの任意で切り替えることが可能です。

これらのロック機能はオープンソースとして公開し、誰でも使えるプログラムとなっています。現在、さまざまなNFTプロジェクトで採用されています。

さまざまな企業とコラボを実施

APPではNFTコレクション及びIPの認知度拡大や、事業継続のための収益獲得を目的としたさまざまな企業とのコラボ企画を実施しています。

2022年12月、NFTによる地方創生を推進する企業『株式会社あるやうむ』より、ふるさと納税を用いた企画『旅するあおぱんだ』を発表。各地域に納付することで、納付者にはオリジナルのご当地NFTが発行されます。

また、各地の取り組みや名産名所を取り入れたショートアニメを制作し、クレジットに名前が掲載される権利が付与されます。寄付金の一部は各地域のショートアニメ制作に当てられ、納付先のPRに使用される仕組みが取られています。

また2023年6月には、カステラを提供する『みかど本舗』ともコラボを実施しました。

みかど本舗は長崎の本場、長崎県雲仙市にてカステラを製造販売しており、素材本来の良さを丁寧に引き出すことで定評を得ているメーカーです。

あおぱんだがデザインされたオリジナルパッケージ商品をみかど本舗から販売。

購入者は、パッケージに記載された『秘密の合言葉』を公式LINEに入力することでオリジナルNFTを受け取ることができます。

発売からわずか3日間で約500本を売り上げるなど、盛況でした。

AoPandaParty(あおぱんだパーティ)の価格推移

AoPandaParty(あおぱんだパーティ)の価格推移
引用:nftpricefloor

APPの価格推移を見てみましょう。

APPリリース直後の2022年10月は、フロアプライス(最低価格)0.15ETHで取引が始まりました。

なお、この時点でNFTマーケットプレイス『OpenSea』内のランキングにて取引高世界一を獲得します。

その後順調に価格を上げ、同年11月にはプロジェクトにおける歴代最高額の1.93ETHを記録。

しかし、価格の上げ下げをくり返しながら徐々に落ち着きをみせます。

2023年からはNFT(特にPFP)市場全体の市況悪化と相場の低下が相まって、苦戦を強いられる印象を受けました。

2023年6月時点でフロアプライスは0.18ETHとなっています。とはいえ、国内NFTの取引量ランキング12位・時価総額ランキング2位と、国内プロジェクトとしては上位ポジションを維持しています。

APPのコミュニティはローンチ以降も非常に活発であり、企業を巻き込んださまざまな企画を実施しています。今後の活動次第では価値を上げるポテンシャルは十分にあると言えるでしょう。またNFT市況が回復した際の動向には注目です。

国内NFT取引量参照:NFTRANKING.JP
国内NFT時価総額参照:NFTMarketCap.jp

AoPandaParty(あおぱんだパーティ)の購入方法

AoPandaPartyの購入手順は以下のとおりです。

1.暗号資産取引所のアカウント作成
2.暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入
3.ウォレット『MetaMask』のアカウント作成
4.MetaMaskにイーサリアム(ETH)を送金
5.OpenSeaとMetaMaskを接続
6.OpenSea内AoPandaParty公式ページより購入

▼1〜5までの手続きは下記の記事を参考にして下さい。

1~5の作業が完了した方は、以下URLのOpenSeaのAoPandaParty公式ページにてお好みのNFTを探してください。

▼OpenSeaのAoPandaParty公式ページ
https://opensea.io/collection/aopanda-party

お好きなNFTを見つけた方は、以下画像にある「Add to cart」のボタンを押して、決済すれば購入完了です。

OpenSeaのAoPandaParty公式ページ

その他にも、購入方法は以下の3通りありますが、「Add to cart」をクリックし決済すると簡単にNFTを購入できます。

・Add to cart(カートに入れて決済する)
・オークション(最高値で希望した人が買える)
・オファー(保有者が誰に譲るか決める)

AoPandaParty(あおぱんだパーティ)のまとめ

今回は『AoPandaParty』を解説しました。

日本発の人気IPを用いたNFTコレクションとして注目を集めています。

ロック機能を搭載することで、NFT初心者にもやさしい設計を取り入れた上に、様々な企業とコラボを実施するなど話題性を欠きません。

SNSによる継続的な発信活動、ファウンダー自らアニメーション制作が可能、活発なコミュニティ等多くの強みを持ったプロジェクトです。

AoPandaPartyの今後の動向に注目しましょう!

参照元:NFT Media

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