規制明確化で「ビットコイン採用」がさらに進む?MicroStrategy会長が強気予想
「規制明確化でBTCがさらに普及する」と予想
ビットコイン(BTC)を購入・保有し続けていることでも知られる「MicroStrategy」のマイケル・セイラー氏は2023年6月14日に『仮想通貨規制が明確化されることによって、ビットコインの普及が促進されることになるだろう』との予想を語りました。
仮想通貨業界では、米国証券取引委員会(SEC)が「Coinbase」や「Binance」などの暗号資産取引所を提訴して様々なアルトコインを”有価証券”と名指ししたことに注目が集まっており、一連のニュースを受けて現在は多くの仮想通貨価格が下落しています。
しかし、マイケル・セイラー氏は「規制が明確化されれば、機関投資家の参入の妨げとなっていた混乱と不安が解消される」と前向きな意見を語っており、一般的に証券には該当しないと言われている”ビットコイン”が主流になっていくとの見解を語っています。
Regulatory clarity is going to drive #Bitcoin adoption by eliminating the confusion & anxiety that has been holding back institutional investors. Bitcoin dominance will continue to grow as the #Crypto industry rationalizes around $BTC and goes mainstream. pic.twitter.com/Foq4lpderj
— Michael Saylor (@saylor) June 13, 2023
規制が明確化されることによって、機関投資家の妨げとなっている混乱と不安が解消され、ビットコインの普及が促進されることになるでしょう。仮想通貨業界がBTC中心で合理化され、主流になるにつれて、ビットコインのドミナンスは高まり続けるでしょう。
「BTCのドミナンスは80%以上に戻る」とも予想
米SECやSECのゲイリー・ゲンスラー委員長は、ADA・MATIC・SOLなどといった主流の仮想通貨を含めたほとんどの仮想通貨を”暗号資産証券に該当する”と名指ししていますが、ビットコインは今のところ証券であるとの指摘を受けていません。
マイケル・セイラー氏はそのようなスタンスの米SECの行動が最終的にはビットコインに有利に働くと考えており、「規制明確化で各種トークンの取り締まりが実施され、不安解消後に機関投資家の資金が流入すれば、ビットコインの支配力が市場全体の80%以上に戻る可能性が高い」との考えを語っています。
また、セイラー氏は『ビットコインが次のビットコインであることを世間は認識し始めている』とも語っており、『次の論理的なステップはビットコインがここから10倍になり、さらに10倍になることだ』とも語っています。
なお、セイラー氏は2021年12月に「BTC価格は60万ドル(約8,400万円)達し、最終的には600万ドル(約8億4,000万円)になる」との予想も語っており、MicroStrategyはその後もBTCを購入し続けています。
金持ち父さん著者もBTCを支持