【週間海外NFTニュース】5/22〜5/28 | これだけは押さえておきたいニュース4選
NFTに興味はあるけれど時間がなくて情報をキャッチアップしきれない。ましてや海外で発信されている外国語のニュースなんて追ってられない。そんな方に向けて、本記事では、今週1週間に海外で発信されたニュースの中からNFTメディア編集部が厳選したものをまとめて紹介します。
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世界的アーティスト村上隆氏の人気作品がフランスのギャラリー「Gagosian」に登場、NFTのGiveaway企画も実施予定
アメリカやヨーロッパの複数の都市にスペースを設けている現代アートギャラリー「Gagosian(ガゴシアン)」が、世界のアートシーンで活躍するアーティスト村上隆氏が手がける作品の展覧会を開催することがわかりました。
この展覧会は、フランスのル・ブルジェにあるガゴシアンのギャラリーにて、開催される予定です。
展覧会の開催期間は、2023年6月10日から同年12月22日までの、約6ヶ月間です。
村上隆氏が2022年に担当した、歌舞伎座の舞台に設置される特製の引幕である「祝幕(いわいまく)」にインスピレーションを受けた巨大な絵画が、初公開されるほか、『Dragon in Clouds – Indigo Blue』も展示される予定です。
また、村上隆氏が手がける人気NFTプロジェクトである「Murakami Lucky Cat Coin Bank(ムラカミ・ラッキー・キャット・コイン・バンク)」の作品が数点展示される予定です。
さらに、「Murakami. Flowers(ムラカミ・フラワー)」の2メートルほどの巨大な虹色ネオン作品など、PFPコレクションを含む大規模なデジタル作品が展示される予定です。
企業:Gagosian
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ブロックチェーンゲーム【STEPN】がApple Payに対応
ブロックチェーンゲーム「STEPN(ステップン)」が、Apple Payに対応し始めたことがわかりました。
これによって、ゲーム内でのNFTスニーカーの購入時に、Apple Payでの支払いが可能になります。
アイテムの購入が簡素化されるため、ユーザー数の増加が期待されています。
今回の動きは、Web2とWeb3の技術の融合によって、Web3へのアクセスを容易にする取り組みです。
Apple Payにより、アプリとウォレットを紐づける必要がなくなり、iPhoneのApple Walletにカード情報を追加することで、取引を簡素化することができます。従って、ユーザーのカード情報がアプリ自体に保存されないため、利便性と安全性を高めることができます。
STEPNは、Web3開発スタジオFind Satoshi Lab(FSL)が2021年12月にApp Storeにてリリースしたゲームであり、初のMove to Earnアプリです。
分析サイトのDune Analyticsによると、2022年5月には、アクティブユーザー数が70万人に達しており、高い人気を誇るゲームです。
企業:Find Satoshi Lab
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【Binance NFT】NFTを担保にイーサリアムの借入ができる、ローンサービスを開始
大手仮想通貨(暗号資産)取引所のBinance(バイナンス)は2023年5月25日、BinanceのNFTマーケットプレイスである「Binance NFT」でのローンサービスを開始することを、発表しました。
この新サービスによって、ユーザーは、NFTを担保にしてイーサリアム(ETH)を借りられるようになります。
このローン機能は、取引量の多い優良NFTプロジェクトに焦点を当てたもので、ユーザーは、ガス代なしで、NFTを担保にイーサリアム(ETH)を借りることが可能になります。
これにより、BinanceのNFTコミュニティに分散型金融(DeFi)の利点を導入し、デジタル資産の柔軟性と実用性を向上させることができます。
現時点で担保に利用できるNFTプロジェクトは、Bored Ape Yacht Club(BAYC)、Mutant Ape Yacht Club(MAYC)、Azuki(アズキ)、Doodles(ドゥードゥルズ)の4つのプロジェクトです。
Binance NFTは近日中に、より多くのNFTプロジェクトを取り入れる予定であり、サービスの範囲をさらに拡大する予定です。
借りられるイーサリアムの量は、NFTコレクションのフロア価格によって決まります。
これは、スマートコントラクトを介して複数のデータをブロックチェーンに取り込むサービスを展開している「Chainlink(チェーンリンク)」や大手NFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」を含む、複数のソースからのデータを統合したBinanceのOracle System Price(オラクル・システム・プライス)に基づいて決定されます。
企業:Binance
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【Pudgy Penguins】NFCチップ搭載のフィジカルアイテム「Shark Suit」を発売
Pudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)が、ビニール製のフィジカルアイテム「Shark Suit(シャーク・スーツ)」を発売したことが、わかりました。
Pudgy Penguinsは2023年5月に、ファミリー層向けのフィジカルライン「Pudgy Toys(パジー・トイズ)」の販売を開始したところです。
Pudgy Penguinsからのフィジカル展開が相次いで発表されており、Shark Suitは、Pudgy Toysコレクションに次ぐアイテムです。
「Shark Suit」は、2023年5月27日にクリエイターらのキュレーションショッピングサイトであるNTWRKにて独占発売され、すでに完売しています。
発売価格は、249ドル(約35,000円)です。
ペンギンの腹部には、NFCチップが搭載されています。
アイテムのサイズは、以下の通りです。
- 全長:約23.3cm
- 幅:約23.8cm
- 高さ:約27.9cm
- 重量:1164.7g
発送は、2023年6月5日より順次行われる予定であり、シャークペンギンと共に、シリアルナンバー入りの証明書とコレクションカードが届けられます。
企業:Pudgy Penguins
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最後に
この記事では、1週間の海外ニュースを厳選して紹介しました。
国内の話題も毎週まとめて紹介しているので、国内の動向が知りたい方は是非こちらもご覧ください。
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参照元:NFT Media