STEPN:アプリ内で「Apple Pay」が利用可能に|Sparkポイントの購入方法も
STEPNアプリ内で「Apple Pay」が利用可能に
ランニングやウォーキングで稼ぐ、Move to Earn(M2E)の仕組みを採用した人気のフィットネスアプリ「STEPN」は2023年5月22日に、STEPNのアプリ内でApple社の決済サービス「Apple Pay」が利用できるようになったことを発表しました。
STEPN(ステップン)とは、専用アプリでNFTスニーカーを装着して歩いたり走ったりすることによって、仮想通貨GSTを獲得することができるM2Eアプリであり、2022年4月にはGST価格が1,000円付近まで上昇したことでも注目を集めていました。
Apple Payへの対応によって、STEPNのユーザーはアプリ内で簡単にSTEPN製品を購入することができるようになるため、別のウォレットを接続する必要がなくなり、STEPN製品の購入増加・STEPNの新規ユーザー増加などにつながると期待されています。
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Apple PayによるSparkポイント購入方法
Apple Payでクレジット/デビットカードの登録を完了している人は、STEPNのアプリ内から「Spark」と呼ばれるポイントを購入することが可能で、購入したSparkを利用して「デジタルスニーカー」や「Gem」を購入できる仕組みとなっています。
Sparkポイントは、STEPNアプリ下部の「ショッピングカートボタン」をタップすることによって表示できる各種アイテムの購入画面から「+ Spark」のボタンをタップすることによって購入できます。
1Sparkの価格は0.1ドルで、記事執筆時点では以下のような選択肢が提供されているため、自分の好きな数量を選択して、Sparkポイントを購入することができます。
Spark数量 | 販売価格 |
10 Spark | 100円 |
30 Spark | 400円 |
100 Spark | 1,500円 |
300 Spark | 4,500円 |
【Apple PayでSparkを購入する手順】
- Apple Payに支払いカード情報を登録
- STEPNアプリの「カートボタン」をタップ
- アイテム購入画面から「+ Spark」をタップ
- 購入したいSpark数量を選択
- Apple Payで支払えば購入完了
アイテムの購入画面の「+ Spark」ボタンからポイント購入が可能
Web3エコシステムにとって重要な一歩
Apple(アップル)はこれまで「アプリ内でのNFT購入に最大30%の手数料を課す」「NFT保有者限定の機能アンロックは認めない」など暗号資産関連アプリに厳しい対応をとっていましたが、ここ最近ではそのような状況に変化が見られ始めてきます。
STEPNによると、Apple Payに対応したブロックチェーンゲームはSTEPNが初であるとのことで、『この成果は当社とWeb3エコシステム全体にとって重要な一歩である』ともコメントされています。
なお、今月17日には人気のブロックチェーンゲーム「Axie Infinity:Origins」のiOS版が一部地域で利用可能になったことも発表されており、この発表時には「Appleが外部で購入したNFTの使用を許可したのは今回が初である」とも報告されていました。
Apple Payでブロックチェーンゲーム内の各種アイテムを購入できるようになれば、より気軽にブロックチェーンゲームを楽しむことができるため、このような動きが拡大すればブロックチェーンゲーム業界や仮想通貨業界のさらなる発展にもつながると期待されます。
人気ゲームのiOS版もリリース