【週間海外NFTニュース】5/15〜5/21 | これだけは押さえておきたいニュース4選
NFTに興味はあるけれど時間がなくて情報をキャッチアップしきれない。ましてや海外で発信されている外国語のニュースなんて追ってられない。そんな方に向けて、本記事では、今週1週間に海外で発信されたニュースの中からNFTメディア編集部が厳選したものをまとめて紹介します。
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【RTFKT】NFTコレクション「Cryptokicks iRL」のフィジカルスニーカーの請求手続きを開始
Nike傘下でありバーチャルウェアなどの制作を手掛けるクリエイター集団の「RTFKT(アーティファクト)」は2023年5月15日、スニーカーNFTコレクション「Cryptokicks iRL」の請求手続きを開始しました。
Cryptokicks iRLは2022年12月に公開された現物のスニーカーと交換可能なNFTコレクションであり、1万9,000足の限定生産で販売されました。
種類はブラックアウト、ストーン、アイス、スペースマターの全4色展開です。
このコレクションの特徴として、自動で靴紐が結ばれる機能やハプティックフィードバック技術、Bluetoothペアリング機能、カスタムライト機能、歩行探知機能、ワイヤレス充電機能などが搭載されています。
12月に発表されたとき、RTFKTは同時に「Interdimensional Hub」を発表しており、このHubを利用することで、Lace Engine NFT(ミントパス)をお持ちの方は、「Hubbed Cryptokicks iRL」NFTをミントしてスニーカーを予約し、後日、スニーカーを受け取るといった解除プロセスが用意されていました。
この後日が、2023年5月15日であることが今回判明し、フィジカルアイテムの請求が開始されたのです。
請求期間は5月29日に終了予定であり、スニーカーの発送は8月頃を予定しています。
企業:RTFKT
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https://nftnow.com/news/rtfkts-cryptokicks-back-on-track-heres-what-you-need-to-know/
【Invisible Friends】フィジカルフィギュアNFTをリリース
引用:Invisible Friends Physical Collectible OpenSea
「目に見えない友達」がコンセプトのNFTプロジェクトである「Invisible Friends(インビジブル・フレンズ)」から、初となるフィジカルコレクションがリリースされることがわかりました。
今回発売されたフィジカルコレクションは、NFTをバーンすることで獲得できるフィギュアであり、24インチと8インチの2種類のサイズが用意されています。
このコレクションは、NFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)にて発売されました。
販売は、2023年5月18日に行われ、ホルダー向けの販売やパブリックセールなどが3段階にわたって実施されました。(現在は販売終了)
販売価格は、0.09ETH(約22,000円)〜0.6ETH(約15万円)です。
また、フィジカルコレクションの請求は、約6〜7ヶ月後に可能となる予定です。
この請求期間に、保有者は、NFTをデジタル版としておいておくかフィジカル版を請求するかを、選択することができます。
企業:Invisible Friends
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【Pudgy Penguins】ファミリー層向けフィジカルライン「Pudgy Toys」を展開、おもちゃやフィギュアを販売開始
Pudgy Penguins(パジー・ペンギンズ)が、ぬいぐるみやフィギュアなどのフィジカルライン「Pudgy Toys(パジー・トイズ)」をリリースすることがわかりました。
「Pudgy Toys」はPudgy Penguins初のファミリー層向け(マスマーケット向け)の製品ラインです。
アイテムは、Amazonにて購入することができます。
Pudgy Toysの購入者は、世界中のホルダーとつながり、コミュニケーションをとることができるエコシステム「Pudgy World(パジー・ワールド)」に参加することができます。
さらに、4〜6種類のおもちゃの特性ボックスをアンロックできる出生証明書(birth certificate)を受け取ることができます。
おもちゃの保有者は、ブロックチェーン上にダイナミックNFTとして「Forever Pudgy Penguin(フォーエバー・パジー・ペンギン)」をミントすることができ、いつでもその特性を変更したり、動きやアクセサリーなどをカスタマイズしたりすることができるようになります。
また、販売や、取引を行うことも可能です。
Pudgy PenguinsのCEOであるルーカ・シュネッツラー氏によると、販売開始から48時間で、Amazonにて合計2万個以上のおもちゃを販売し、50万ドル(約6,900万円)近い売上を記録したとのことです。
まださらなる詳細は発表されていませんが、Pudgy Penguinsのおもちゃは、ECサイトだけではなく、まもなく世界的な店舗でも販売されると言われています。
企業:Pudgy Penguins
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Twitterの認証マークがモチーフのコレクションを手がけるジャック・ブッチャー氏が公開した新プロジェクト、「Checks Elements」とは
クリエイティブエージェンシーVisualize Value(ビジュアライズ・バリュー)の創設者であり、Twitterの認証マークをモチーフにしたNFTコレクション「Checks VV」を手がけるアーティストのジャック・ブッチャー氏が、新たなプロジェクトを発表しました。
新プロジェクト「Checks Elements(チェック・エレメント)」は、ジェネレーティブアートワークと手描きのフィジカルプリントを組み合わせた作品です。
「Checks Elements」は、152点で構成されており、「土、火、水、空気」という古典的な四元素からインスピレーションを得たプロジェクトです。
コレクションに含まれる各作品は、これらの四元素を構成する色を独自のアルゴリズムで生成したものが組み合わされており、「コンセンサスと真実の間の進化する関係を追求する」といったコンセプトの作品です。
Checks Elementsは、オークションサイト「Christie’s(クリスティーズ)」にて2023年5月23日まで公開されます。
加えて、Checks Elementsの一部の作品は、最初のオークションの後、5月24日から25日にかけて、24時間の公開オークションにかけられます。
どちらのオークションでも、152枚のChecks Elementsを購入された方へのフィジカルプリントは、2023年6月24日以降に郵送される予定です。
また、作品は、ニューヨークにあるクリスティーズのギャラリーでも、展示されています。
企業:ジャック・ブッチャー
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最後に
この記事では、1週間の海外ニュースを厳選して紹介しました。
国内の話題も毎週まとめて紹介しているので、国内の動向が知りたい方は是非こちらもご覧ください。
▼週間NFTニュース
参照元:NFT Media