イギリス大手新聞社イブニング・スタンダードが、戴冠式を記念してNFTを無料提供
イギリスの大手新聞であるEvening Standard(イブニング・スタンダード)紙が、チャールズ3世とカミラ女王の戴冠式を記念したNFTコレクションを公開したことがわかりました。
このNFTは、オープンエディションNFTであり、無料で提供されます。
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NFTマーケットプレイスNifty Gatewayにて公開
イブニング・スタンダード紙は、デジタルアーティストのトレバー・ジョーンズ氏と共同で、「The Oath(ザ・オース)」と名付けられたNFTコレクションを、マーケットプレイスNifty Gateway(ニフティ・ゲートウェイ)にて公開しています。
The Oathは、ジョーンズ氏がスコットランドのスタジオで制作した物理的な絵画として登場し、エリザベス2世が1953年の戴冠式で着用した聖エドワードの王冠が描かれています。
イブニング・スタンダード社のCEOであるチャールズ・ヤードリー氏は、「世界中の視線がロンドンに集まる中、トレバー氏とコラボレーションし、この街を象徴する瞬間を祝えることを大変光栄に思います」と述べています。
ジョーンズ氏は、「Nifty Gatewayで取り扱うことで、誰でもメールアドレスだけでアカウント登録ができ、NFTコレクションをミントすることができる」と述べています。
すなわち、初めてNFTに触れる人でも、簡単かつシンプルなプロセスでミントできるようになっています。
Nifty Gateway The Oath:https://www.niftygateway.com/collections/coronation-trevor-jones
トレバー・ジョーンズ氏 Twitter:https://twitter.com/trevorjonesart
▼海外NFTマーケットプレイス一覧(全7種)2023年1月更新
新聞紙や街中の広告看板に専用QRコードが設置される
The Oathは、Nifty Gatewayから受け取ることができるほか、新聞に印刷されたQRコードを読み込んで受け取ることも可能です。
加えて、オックスフォード・ストリート沿いの広告看板にも掲載されており、ここでもNFTをミントすることができます。
また、このコレクションはオープンエディションNFTであり、発行個数に制限はありません。
記事執筆時点(2023年5月7日)では、14,812個のNFTがミントされています。
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イギリス王室を記念したNFT
イブニング・スタンダード紙のほかにもTIMEやGQなど、複数の大手メディアがWeb3への参入を進めています。
また、イギリス王室を記念したNFTのミントは、今回が初めてではありません。
2022年9月には、エリザベス2世の逝去に伴い、NFTコレクション「QueenE」が、イギリス最長の統治期間(1952〜2022年)の君主の人生を祝うために発表されています。
イブニング・スタンダード 公式サイト:https://www.standard.co.uk/
イブニング・スタンダード Twitter:https://twitter.com/standardnews
▼レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵画「モナリザ」がNFT化
参考記事:https://decrypt.co/138961/you-can-mint-a-free-ethereum-nft-for-king-charles-coronation
参照元:NFT Media