ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2023年4月23日〜29日
2023年4月23日〜29日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
「Binance JAPAN」6月以降にサービス開始
サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)は2023年4月28日に、国内取引所への取次サービスを2023年5月31日に終了して、新規サービス「Binance JAPAN(仮称)」を開始することを発表しました。
Binance JAPAN(仮称)のサービスは2023年6月以降に開始される予定となっており、2023年5月31日正午には国内取引所への取次サービスを終了して口座の利用を終了するため、SEBC口座で資産を保有している場合は今後のスケジュールを確認して注文申請締め切り日時までに「暗号資産の売却」と「日本円の出金」を行うようにと説明されています。
SEBC利用者は必要な手続きを
「HORIE MOBILEトークン」販売開始
FiNANCiE(フィナンシェ)は2023年4月27日に、堀江貴文氏が手掛ける新モバイルブランドHORIE MOBILE(ホリエ モバイル)が「HORIE MOBILEトークン」の新規発行・販売を開始したことを発表しました。
同社は今年3月に「HORIE MOBILE」と事業連携して”HORIE MOBILEトークン”を発行する計画を発表していましたが、今回の発表では、HORIE MOBILEのトークンプロジェクトが本格始動したことが報告されています。
トークン保有者には様々な特典
スクエニ「NFT活用したゲーム」をリリース
SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)は2023年4月20日に、同社のNFTデジタルシール『資産性ミリオンアーサー』のゲームコンテンツ「シール研究所」の提供を開始しました。
このゲームは無料でプレイすることが可能で、ゲーム内では自分だけの「メガシール」を作成することも可能、ゲーム内で獲得したNFTはLINEのNFTマーケットプレイスである「LINE NFT」で転売することもできるようになっています。
資産性ミリオンアーサーの詳細はこちら
Google認証システムに重要な問題点?
仮想通貨取引所などの二段階認証(2FA)でも頻繁に利用されているアプリ「Google Authenticator(Google認証システム)」のクラウド同期・バックアップ機能で、重要情報の漏洩につながる可能性のある問題が見つかったことが明らかになりました。
今回の件については、Googleのグループプロダクトマネージャーからの説明も行われています。
2段階認証利用者は要確認
Bybit「本人確認手続き」が必須に
Bybit(バイビット)は2023年4月24日に、個人向け本人確認(KYC)のよくある質問ページを更新し、Bybitのサービス利用者に対してレベル1以上の本人確認を必須化することを明らかにしました。
更新されたFAQページの内容によると、2023年5月8日以降はBybitの全ての商品・サービスでレベル1以上の本人確認が義務化されるとのことで、2023年5月8日時点で本人確認が完了していない既存ユーザーは、入金やあらゆる商品の新規取引ができなくなるとされています。
Bybit利用者は要注意
BTC価格は今後どうなる?PlanB氏の予想
S2F(ストック・フロー)と呼ばれる価格予想モデルを用いてビットコイン価格予想を行なっていることで知られる著名アナリストのPlanB氏は2023年4月27日に『2022年のビットコインは異常値だっただけで、2023年以降はS2Fのモデルラインに戻っていく』との考えを語りました。
2022年のビットコイン価格は予想されていたよりも大幅に下落することとなりましたが、PlanB氏は今回のツイートで『私自身は2022年が異常値だっただけで、指数関数的な成長はビットコインの採用率が〜50%になるまで続くと考えている』と語っています。
PlanB氏の予想内容はこちら
英大手銀行「BTC価格=10万ドル」を予想
イギリス・ロンドンに本社を構える金融大手スタンダードチャータード銀行は「仮想通貨の冬は終わった」として「ビットコイン価格は2024年末までに10万ドル(約1,340万円)に達する可能性がある」との見解を示しています。
スタンダードチャータード銀行のデジタル資産調査部長であるジェフ・ケンドリック氏は、ビットコイン価格上昇の要因として複数の点を挙げており、『不透明な要素は残るが、10万ドル台への道筋は明確になってきている』との見解を示しています。
BTC価格上昇の要因は?